社説でまなぶ時事英語

「時事英語を学びたい!でも英字新聞を毎日読む時間なんてない!」 そんなあなたのための、一日一記事 ・5分で身につく時事英語。日本語の新聞社説とその英語版を読み比べ、時事英単語&使える日英表現をまとめています。

トランプ新大統領、誕生 その② ~就任演説まとめ~

おはようございます。RIEです。

今日のテーマは、「トランプ新大統領、誕生(その②)」です。

 

オバマ元大統領の退任演説を扱った前回に続き、今日は、トランプ新大統領の演説を取り上げます。

 

 

先日2017年1月20日、ドナルド・トランプ第45代アメリカ大統領が名実ともに誕生しました。 

 

 

当選直後の借りてきた猫のような大人しさはなくなり、経済政策から外交まで、がぜん強気の姿勢で攻めてきましたね。これからどうなるのか、世界が戦々恐々としているようです。

 

 

…と、書いてみたものの、今一つブログに対してやる気の出ない私です。。

 

ただ、このテーマの社説は、どの新聞社のものも、今後の国際情勢を見ていくうえで外せない単語がギュッとつまっています。また、お役立ち表現もたくさんありました。

読んでおいて損はないかと思います。がんばりましょう。

 

今回は、毎日新聞の社説をお借りしました。

 

 

 

 ☆今日の社説

・毎日新聞 2016年1月22日社説

 「トランプ新大統領 分断を世界に広げるな」

 

 ・The Mainichi 毎日新聞英文サイト (上記社説の英訳)

”Editorial: Trump should not divide the world”

 

 

 

 

 

☆内容ポイント

 ・ドナルド・トランプ氏が第45代米大統領に就任した。首都ワシントンでは式典が行われる一方、就任反対デモも盛り上がった。米国の混迷は、国際秩序の混迷といえる。先の見えない時代が始まった。

 

・就任演説でトランプ新大統領は、「既存の権威」の排除、および「米国第一」を強調した。米国の歴史や建国の理想などの理念は語らず、新政権では、「特別な存在」、「世界の警察官」という伝統的なアメリカの在り方は変わることが予想される。

 

・しかし、理念なき政治や単独行動主義は、その国を危うくし、国際社会に不利益をもたらす。TPPからの離脱、ロシアや中国に対する外交姿勢、在イスラエル米大使館のエルサレム移設計画など、場当たり的な姿勢には問題も多い。日本は主体的な外交を行い、米国と積極的な意見交換を重ねるべきだ。

 

・世界の分断を防ぐために、トランプ氏が当選した背景を理解する必要がある。ポピュリズムや反知性主義の勝利というだけではなく、社会の格差拡大、移民の数やテロの増大といったグローバル化の問題点と向き合うことが肝要だ。トランプ氏には分断機運をあおる発言を控えてもらいたい。そのために日本は知恵を絞るべきである。

 

 

 

 

☆単語メモ

  • ドナルド・トランプ氏の第45代米大統領就任   - the inauguration of Donald Trump as the 45th president of the United States
  • 米国社会に走る断層   - a split in U.S. society 
  • 米国発の分断   - a division emanating from the land of the free
  • 就任式   - the inauguration ceremony for new President Trump
  • 厳かに行われる   - be held in a solemn manner 
  • デモを行う  - stage demonstrations
  • 国の在り方   - the role of the country
  • 自由と民主主義を象徴する国(米国) - the U.S., which is a symbol of freedom and democracy
  • 未曾有ともいえる混迷   - unprecedented chaos
  • 国際秩序の混迷   - confusion in the international order
  • 就任演説   - the inaugural address 
  • 「既成の権威(エスタブリッシュメント)」  - the establishment / the established authority
  • 市民本位の政治   - citizen-oriented politics
  • 「米国第一」  - "America First." 
  • 経済面でも安全保障でも   - both the economic and security fronts
  • 「希望の灯台」  - "a beacon of hope"
  • 建国の理想    - ideals the country has pursued since its founding
  • 「自分は型破りの大統領になる」  - an unorthodox president 
  • 格調の高さとは無縁な演説    - his address that was far removed from dignity 
  • 米国の在り方   - the American identity
  • 「丘の上の街」(新約聖書)  - "a city upon a hill" written in the New Testament 
  • 理念なき政治   - politics without philosophy
  • 単独行動主義   - unilateralism 
  • 北米自由貿易協定(NAFTA)  - the North America Free Trade Agreement (NAFTA)
  • (トランプ氏の)場当たり的な外交姿勢   - Trump's haphazard diplomatic policies 
  • 外交と商取引の混同   - mixing up diplomacy and business dealings
  • 険悪な米露関係   - strained U.S.-Russia ties 
  • 米露の融和   - reconciliation between the United States and Russia
  • 米欧による対露制裁の緩和   - the easing of sanctions that the West have imposed on Moscow
  • ロシアがハッキングで米大統領選に介入した疑惑    - allegations that Russia hacked into U.S. computer networks to intervene in the election
  • 超党派で   - through non-partisan efforts. 
  • 大義なき移設   - the relocation without justifiable reasons
  • (中国による)南シナ海の埋め立て    - China's reclamation in the South China Sea 
  • 毅然たる態度を保つ   - take resolute action 
  • 「一つの中国」政策    - "One China" policy
  • 主体的な外交を行う   - conduct proactive diplomacy 
  • 思わぬ不利益をこうむる   - suffer unexpected losses 
  • 世界の分断を防ぐ   - prevent a split in the world
  • ポピュリズム(大衆迎合主義)   - populism
  • 反知性主義   - anti-intellectualism
  • 世界経済の成長を促した   - spur growth in the world economy
  • 分断機運をあおる発言をする   - make statements spurring such a division
  • 知恵を絞る   - exercise wisdom 

 

 

 

☆今日の使える表現

 

・(~により)先の見えない時代が始まる   - ~ mark the start of an uncertain era

先が見えない時代が始まった。 

Trump's inauguration as U.S. president marks the start of an uncertain era.

 

 

・良くも悪くも   - both in a positive and negative way 

新大統領の就任演説は良くも悪くもユニークだった。

The new president's inaugural address was unique both in a positive and negative way.

 

 

・~を危うくする   - put … in jeopardy

・~に不利益をもたらす   - bring disadvantages to ...

だが、理念なき政治や単独行動主義は結局、その国を危うくし、国際社会に不利益をもたらす

However, politics without philosophy and unilateralism could eventually put the country in jeopardy and bring disadvantages to the international community.

 

 

・~の猛反発を呼ぶ   - stir bitter protests from ...

だが、(イスラエルの首都と認定されていないエルサレムへの)移設はイスラム世界の猛反発を呼ぶ

The relocation could stir bitter protests from the Muslim world.

 

・一つ間違えば…が生じる   - even a single misstep could trigger ...

だが、一つ間違えば米中の衝突が生じ、日本を含めた近隣に影響が及ぶ恐れもある。

However, even a single misstep could trigger a serious U.S.-China conflict, possibly affecting the region including Japan.

 

 

 

 

☆トランプ大統領の就任演説まとめ

就任演説の動画やテキストなど、まとめてみました。

英語学習にお役立てください^^

 

・動画

 

 

・英語フルテキスト

上記スピーチ全文です。

 

 

・英語フルテキスト(その2)

内容は上と同じですが、随所にジャーナリストのコメントがついています。

スピーチ内の語句の背景なども解説されていて興味深いです。

 

 

・和訳

念のため、二つ貼っておきますね。訳語の選択など、微妙に異なっています。

お好みの方をどうぞ^^


 

 

 

以上、トランプ大統領就任について、二回シリーズでお届けしました。

 

 

ところで、皆さん、20日の就任式の中継はご覧になりましたか?

日本と同様、シンガポールも深夜の生中継だったため、私は新大統領の就任演説まで観たのですが、眠気に負けて床に就きました。

 

それにしても、就任スピーチを同時通訳された方々の技量に感心するばかりです。

きっとすごいプレッシャーでしたよね。最高峰の技を垣間見させていただきました。

 

 

 

トランプ氏のスピーチ通訳といえば、 ツイッタ―で見つけたのですが、英仏通訳者からこんな意見も出ているようです。

 

 

 

上記ツイートの基となった記事はこちらのようです。

 

 

 

また、他の通訳関連のブログにも、同様の記事がありました。

稼げる通訳者コーチ」酒井氏のブログです。

[産経ニュース] 各国通訳がボヤくトランプ演説

 

 

うーん、通訳関係者としては、やはりそこは気になりますよね。

国を問わず、トランプ氏のスピーチを通訳される方々の苦悩が伝わってきます^^;

 

 

今後は、スピーチの達人・オバマ元大統領とは違った意味で、トランプ新大統領のスピーチとその通訳にも注目していきたいと思います!

 

 

今日は以上です。

皆さん、良い一日をお過ごしくださいね。

 

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トランプ新大統領、誕生 その① ~さようなら、オバマ大統領(退任演説まとめ)~

 

おはようございます。RIEです。

 

皆さんご存知の通り、本日1月20日、ドナルド・トランプ氏が第45代アメリカ大統領に就任します。
 
 
色々言いたいこと、書きたいことはありますが、世界中のメディアが取り上げていることですし、ここではぐっと抑えて、淡々と進めることにします。。
 
 
しかし、新大統領就任の直前に、これだけはやっておきたい…!
今日のテーマは、「さようなら、オバマ大統領」です。
 
 
先日1月10日、オバマ氏は地元シカゴにて、Farewell Speech (退任演説)を行いました。


 

 
「トランプ大統領」誕生の日ではありますが、まずは、オバマ氏が大統領として最後に行ったスピーチについての社説を読もうと思います。
  
 
 
オバマ大統領は、8年間の任期で何を成し遂げ、どのような成果を残したのか。
また、志半ばで終えたことはなにか。
 
いま改めて彼の足跡を振り返ることで、トランプ新大統領を取り巻く状況、彼の取り組むべき課題も見えてくるのではないでしょうか。
 
 
 

今日は読売新聞の社説からです。

読売新聞社のサイトでは、残念ながら、社説は一定期間(約二週間)後にリンク切れとなります。ご注意ください。

 

 

 

 ☆今日の社説

・読売新聞 2016年1月12日社説

 「オバマ氏の8年 理念と行動力の均衡を欠いた」

 

 ・The Japan News (上記社説の英訳)

”Obama’s 8-year tenure lacks balance between principles and actions”

 

*リンク切れになりました。

 

 

 

 

 

☆内容ポイント

 ・オバマ大統領は8年の任期最後の演説を行い、米国の多様性の強みを訴えた。黒人初の米大統領として国民をまとめ、国際協調による平和を目指す。高邁な理想と清廉さは秀でていたが、米社会の分断と世界秩序の動揺を招いた責任は否めない。

 

・経済危機直後に就任したオバマ氏は、その後の米景気回復の基盤を作った。しかし格差の拡大を放置したことから幅広い支持を集められなかった。有権者の現状への不満が、「既存政治の打破」を訴えるトランプ現象を引き起こしたといえよう。

 

・外交・安全保障では、協調に基づく対話解決を重んじ、イラン核合意、パリ協定、キューバとの国交回復、広島訪問など数々の成果を残した。しかし、米国を軸とする国際秩序の維持に消極的な姿勢をとったことで、米国の存在感は低下し、国際情勢の不安定化を招いた。「米国第一」主義を採るトランプ氏は、民主主義の理念を欠いたままで、米国の指導力を回復できるのか。重い課題が残った。

 

 

 

 

☆単語メモ

  • オバマ大統領   - U.S. President Barack Obama
  • 理念と行動力   - principles and actions 
  • 黒人初の米大統領   - America’s first black president
  • 国民をまとめる   - bring the people together 
  • 高邁な理想と清廉さ   - lofty ideals and integrity 
  • ~に秀でる   - be preeminent for ... 
  • 米社会の分断   - divisions in American society 
  • 世界秩序の動揺   - instability in the international order
  • 8年の任期最後の演説   - his final address during his 8-year tenure
  • 「我々はやり遂げた」  - “Yes, we did.”
  • 力説する   - say emphatically
  • 金融安定化基金   - a financial stability fund 
  • 自動車産業の救済策   - measures to rescue the U.S. auto industry
  • 幅広い支持を集める   - win broad support
  • 格差の拡大   - the expanding economic gap 
  • 富裕層   - the wealthy 
  • 中間層の所得   - the incomes of middle-class people
  • 国民皆保険   - a universal health insurance plan
  • 医療保険改革(オバマケア) - health care insurance reform (or Obamacare) 
  • 現状   - the current state of affairs 
  • 「既存政治の打破」 - to break with the existing politics
  • 熱狂する   - go crazy over ...
  • トランプ現象   - the Trump phenomenon
  • 政権運営のまずさ   - poor policy management
  • (外交・安全保障の)一国主義   - the unilateral approach 
  • 協調に基づく対話解決   - solving issues through dialogue based on the spirit of cooperation
  • 多国間交渉による合意   - an agreement based on multinational negotiations
  • 地球温暖化対策の「パリ協定」  - the Paris Agreement on measures to fight global warming
  • キューバとの54年ぶりの国交回復   - restoration of U.S. diplomatic relations with Cuba following a 54-year freeze
  • アジアを重視するリバランス(再均衡)政策   - his policy of a “rebalance” to Asia
  • 日韓関係の橋渡しをする   - act as a go-between in Japan-South Korean relations
  • 現職の米大統領として初めて   - as the first serving U.S. president 
  • 被爆地の広島   - the atomic-bombed city of Hiroshima 
  • 評価に値する   - deserve praise
  • 米国を軸とする国際秩序の維持   - the maintenance of international order, centered around the United States
  • 消極的な姿勢を取る   - take a passive stance on ... 
  • シリアのアサド政権   - the regime of Syrian President Bashar Assad
  • 化学兵器使用   - the use of chemical weapons 
  • 「米国は世界の警察官ではない」  - “The United States is not the world’s policeman.” 
  • ロシアのクリミア併合   - Russia’s annexation of Crimea 
  • 中国の南シナ海の軍事拠点化   - China’s building of military bases on manmade islands in the South China Sea
  • 「力による現状変更」   - “changes in the status quo by force” 
  • 核軍縮交渉    - nuclear disarmament talks 
  • 頓挫する    - fall apart
  • イラク駐留米軍の大幅な撤収   - the large-scale withdrawal of U.S. forces from Iraq
  • 「力の空白」   - a “power vacuum”
  • オバマ氏の政治遺産   - Obama’s political legacy 
  • 「米国第一主義」  - the principle of “America First.” 
  • 重い課題が残った   - "A grave challenge remains."

 

 

 

 

☆今日の使える表現

 

・(~の)責任は免れない   - cannot avoid blame for ...ing

 高邁な理想と清廉さは秀でていたが、米社会の分断と世界秩序の動揺を招いた責任は免れまい。

He has been preeminent for his lofty ideals and integrity but nonetheless he cannot avoid blame for bringing about divisions in American society and instability in the international order.

 

 

・~の基盤を作る   - build the foundation for ... 

就任直後の経済危機で、金融安定化基金の創設や自動車産業の救済策を打ち出し、景気回復の基盤を作った

In dealing with an economic crisis immediately after he took office, he hammered out the establishment of a financial stability fund and measures to rescue the U.S. auto industry, building the foundation for the U.S. economic recovery.

 

 

・賛否が真っ二つに割れる   - public opinions were split down the middle over 

国民皆保険を目指す医療保険改革(オバマケア)は賛否が真っ二つに割れ、国民の分裂をもたらした。

Meanwhile, public opinions were split down the middle over health care insurance reform (or Obamacare) that aimed at realizing a universal health insurance plan, further dividing the people.

 

 

・(~に対して)影響力を行使する   - wield one's influence in ...ing 

シリアのアサド政権の化学兵器使用に対する軍事行動を見送り、内戦終結に向けて影響力を行使できなかった。

Having shelved taking military action against the use of chemical weapons by the regime of Syrian President Bashar Assad, the Obama administration was unable to wield its influence in ending the civil war there.

 

 

・~も失点に数えられる   - ~ can be counted among one's faults

これらも失点に数えられる

These can be counted among his faults.

 

 

 

☆オバマ大統領の退任演説

1月10日の退任演説、こちらにまとめておきます。

壇上で時折声を詰まらせ、涙をぬぐうオバマ氏の姿に、私も何度もこみあげてくるものがありました(涙)。

 

・動画


 

・スクリプト

 

・和訳版
以下のサイトに全文和訳がありましたので、お借りします。

 
 
 
 
それにしても、オバマ氏、本当にスピーチが上手いですよね。
彼のスピーチは通訳練習の題材として何度も使わせていただきました。(そういう方、多いですよね?^^)
わかりやすい英語のうえ、内容もユーモアを巧みに含んでいて、訳していて充実感がありました。何より、氏の誠実な人柄がにじみ出ているのがよかったです。
 
アメリカ大統領の任期は終わったものの、まだまだ55才と若いオバマ氏。
これからはもっと自由に、様々な分野で活躍する姿を見せていただければと、世界の片隅から願っております!
 
  

今日は以上です。

皆さん、良い一日をお過ごしくださいね。

  

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2016年総まとめ ~国内&海外10大ニュース~

おはようございます。RIEです。

ただいま、日本に帰省しております。

さ、寒い…。年中30度の国から来た身には、この冷え込みはきついです。

 

寒さを言い訳に大掃除もろくに進まないまま、今日は大晦日。

2016年もいよいよ最後の一日となりました。

皆さんにとって、今年はどんな一年だったでしょうか。

 

 

 

☆読売新聞「2016年10大ニュース」

先日、読売新聞が「読者が選ぶ2016年10大ニュース」を発表していました。

 

 

「トップ10入りも納得!」というニュースが並ぶなか、「あれ、これは今年だったっけ?」というものも…一年間って意外と長いですね。

 

それにしても、今年は色々なことがありました。思いもよらなかった出来事が次々に起こった、歴史の境目の年と言えるのかもしれません。

 

 

 

☆「10大ニュースと当ブログ」

読売新聞社の「読者が選ぶ国内外10大ニュース」。

つぎに、そこにどんなニュースが選ばれているかをチェックしながら、当ブログの記事を振り返ってみようと思います。

 

当ブログに関連記事があるものにはリンクをはってあります。

もしご興味あれば、ご覧ください^^

 

☆国内10大ニュース

《1》熊本地震、死者50人

《2》東京都知事に小池百合子氏。

   築地市場の豊洲移転延期、五輪施設計画見直し

《3》リオ五輪、史上最多のメダル41個

《4》天皇陛下、退位のご意向を示唆

《5》オバマ米大統領が広島訪問

《6》ノーベル生理学・医学賞に大隅氏

《7》北海道新幹線が開業

《8》相模原市の障害者施設で19人刺殺

《9》18歳選挙権施行

《10》「ポケモンGO」日本で配信開始

 

 

☆海外10大ニュース

《1》米大統領選でトランプ氏勝利

《2》英国民投票で「EU離脱」過半数

《3》韓国・朴大統領、友人女性の国政介入疑惑で窮地に

《4》ノーベル文学賞にボブ・ディランさん

《5》「パナマ文書」公開で各国に波紋

《6》オバマ米大統領がキューバ訪問

《7》北朝鮮が初の「水爆実験」実施発表

《8》ロシアの国主導でのドーピング認定

《9》ミャンマー新政権発足。スー・チー氏は事実上トップの国家顧問に就任

《10》キューバのカストロ前議長死去

 

 

 

このブログを開始したのは今年7月のため、カバーできたのは下半期のニュースのみとなりました。

それを差し引いても、今年のニュースはなかなか広く取り上げられたのではないでしょうか^^(毎年、大晦日になると自分に甘くなる私です。)

 

 

来年の10大ニュースはどうなるのでしょうね。

今年のオリンピックやポケモンのように、人の心を明るくするニュースに紙面を飾ってほしいものです。

不確定な要素が多い世の中ですが、どうか良い一年になりますように。 

 

 

今日は以上です。

今年最後の一日。皆さん、どうぞ良い日をお過ごしくださいね。

 

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日本の国連加盟60周年(お役立ち表現盛り沢山です♪)

おはようございます。RIEです。

早くももうすぐクリスマスですね☆

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

 

こちらも、季節は真夏ではありますが、街中にツリーやクリスマスのデコレーションが華やかに飾られ、心浮き立つような雰囲気です。

 

 

なにかと落ち着かない年の瀬ですが、先日、「時事英語ブログとしてこれは紹介せねば!」と思うような、素敵な社説がありました。

早くしなければ時期をのがしてしまうと、今、あわてて書いております。

 

 

 

今日のテーマは「日本の国連加盟60周年」です。

1956年12月18日、日本は80番目の加盟国として、国際連合に加盟しました。

先日18日は、それからちょうど60年という節目の日でした。

当日は、新聞各紙もそれぞれの社説で取り上げていたようです。

 

詳細は以下をご覧ください。

「国連と日本の60年のあゆみ」がわかる年表へのリンクもありますよ。

 

 

「国連加盟60周年」という事実にも大きな意義があるのですが、いち英語学習者として、私は今、一人でほくほくしております。今回ご紹介する社説、丸暗記してもいいレベルのお役立ち語彙、優良例文が目白押しなのです^^

 

たとえば、以下の一文。

 

国際情勢が劇的に変動する中、わが国の地位は着実に向上した。

(While the international situation has changed dramatically, our country’s status has steadily advanced.)

 

 

通訳学校通学中の皆さーん、こういう文章、授業の教材でよく出てきませんか?!

 

少なくとも私の時はそうでした。通訳訓練を始めたばかりの頃、「国際情勢が劇的に変動」など、日常会話では馴染みのない表現が頻出することに少々戸惑った記憶があります。

 

今回は、とくに通訳学校に通訳中の皆さん、そして駆け出し通訳の皆さんにぜひ読んでいただきたいブログです。もちろん、私も一緒に勉強します!^^

 

 

 

今日は読売新聞の社説からです。

読売新聞社のサイトでは、残念ながら、社説は一定期間(約二週間)後にリンク切れとなります。ご注意ください。

 

 

 

 ☆今日の社説

・読売新聞 2016年12月18日社説

 「国連加盟60年 発言力確保へ役割を果たそう」

 

 ・The Japan News (上記社説の英訳)

”Japan should enhance nation’s role in U.N. to ensure its voice is heard”

 

*リンク切れになりました。 

 

 

 

 

☆内容ポイント

 ・1956年に日本が国連に加盟してから、12月18日で60年を迎えた。国際情勢が劇的に変動する中、わが国の地位は着実に向上した。様々な国際課題の克服へ、自らの役割を積極的に果たしたい。

 

・加盟以来、日本は国連中心主義を外交の柱に一貫して掲げてきた。国連通常予算の分担率は、米国に次ぐ二位。三位に中国が迫る。国連での日本の発言力の維持・向上が重要課題である。国際紛争、テロ、環境、飢餓問題などの分野で日本らしさを生かした貢献をすることが肝要だ。国連が昨年策定した30年までの「持続可能な開発目標」の達成においても、日本の経験や知見をいかすことができるだろう。

 

・長年の懸案である国連改革を実現し、さらに国連安全保障理事会に常に議席を確保することは、日本の国益に合致する。そのためには諸外国との合意形成、柔軟な戦略が欠かせない。「積極的平和主義」の下、自衛隊のPKO活動を積み重ねるべきだ。また、日本人国連職員増加に向けて、世界に通用する人材の育成も必要である。

 

 

 

☆単語メモ

  • 国際連合   - the United Nations
  • 様々な国際的課題   - diverse international challenges
  • 自らの役割を積極的に果たす   - proactively carry out one's role
  • サンフランシスコ平和条約   - the San Francisco Peace Treaty 
  • 国連に加盟申請する   - apply for U.N. membership 
  • 日米同盟   - the Japan-U.S. alliance
  • 国連中心主義   - U.N. centrism
  • 国連通常予算   - the regular U.N. budget
  • 「~は3位に迫っている」   - "Moving into third place is ..." 
  • 日本経済の低成長   - the continuing low growth of the Japanese economy
  • 台頭する    - be on the rise
  • 貧困の撲滅   - the elimination of poverty
  • 30年までの「持続可能な開発目標」  - the 2030 agenda for sustainable development 
  • 質の高い教育   - quality education
  • 保健・衛生   - good health and sanitation
  • 防災   - disaster prevention
  • 経験や知見   - experience and knowledge 
  • 政府開発援助(ODA)  - official development assistance 
  • 資金を呼び込む   - raise necessary funds 
  • 国連安全保障理事会の非常任理事国   - a nonpermanent member of the U.N. Security Council
  • ~と連携して   - in cooperating with ... 
  • 制裁決議を採択する   - adopt resolutions to impose sanctions (against ...)
  • 長年の懸案   - a long-pending issue
  • 国連改革   - U.N. reforms
  • 安保理に常に議席を確保する   - secure a permanent seat on the Security Council 
  • ~に合致する   - in accord with ... 
  • 「G4」  - the Group of Four countries / the G-4
  • 国連平和維持活動(PKO)  - U.N. peacekeeping activities
  • 「積極的平和主義」  - “proactive contribution to peace” 
  • (~主義など)の下   - under the advocacy of ... 
  • 綿密な計画性   - scrupulous planning 
  • 高い規律   - high discipline
  • ~の持ち味   - characteristic qualities of ... 
  • 計画的に育成する   - systematically nurture

 

 

 

☆今日の使える表現

 

・~を外交の柱に一貫して掲げる   - consistently hold ... as its diplomatic bastions

以来、日米同盟とともに、国連中心主義を外交の柱に一貫して掲げてきた

Since then, Japan has consistently held U.N. centrism, together with the Japan-U.S. alliance, as its diplomatic bastions.

 

 

・発言力を維持し、高める   - maintain and even enhance one's say in ...

日本経済の低成長が続き、中国など新興国が台頭する中、国連での日本の発言力をいかに維持し、高めるかが重要課題である。

With the continuing low growth of the Japanese economy, and China and other emerging nations on the rise, how Japan maintains and even enhances its say in the United Nations is a critical issue.

 

 

・世界に通用する人材   - manpower expected to work proficiently on the world stage 

世界に通用する人材を計画的に育成したい。

Manpower expected to work proficiently on the world stage should be systematically nurtured.

  

 

 

☆お役立ち数量表現

今回の社説のなかには、色々なところで転用できそうな数量表現が多くでてきました。

いい機会なので、ここにまとめてみます。

 

また、日本の国連通常予算の分担率とか、ODA予算、国連加盟国の数など、背景知識として頭に入れておくのも、今後、何かと有益なのではないでしょうか^^

 

 

・日本の国連加盟から、18日で60年を迎えた。

 Today marks the 60th anniversary of Japan joining the United Nations.

 

 

・国連への財政的貢献は総額200億ドル超にも上る。

 Japan’s financial contribution to the United Nations totals more than $20 billion.

 

 

・現在、国連通常予算の分担率は米国に次ぐ9・7%だ。ピークの2000年から半減した。中国が7・9%で3位に迫っている。

 Currently, Japan’s contribution to the regular U.N. budget stands at 9.7 percent, second only to the United States. This is about half of its peak contribution in 2000. Moving into third place is China at 7.9 percent.

 

 

・その手段となる政府開発援助(ODA)予算は今年度5519億円で、97年度の約半分に落ち込んだ。

 Japan’s official development assistance budget, which serves as its means for such contributions, stands at ¥551.9 billion this fiscal year, about half that in fiscal 1997.

 

 

・日本は現在、国連安全保障理事会で、最多の11回目の非常任理事国を務める。

 Japan is now serving its 11th term as a nonpermanent member of the U.N. Security Council, more than any other nation.

 

 

・国連加盟国は、創設時の51か国から193か国へ4倍近くになった。だが、安保理は、非常任理事国が6から10に増えただけだ。 

 U.N. members have nearly quadrupled to 193 countries from the 51 nations at the time of its establishment. With regard to the Security Council, however, the number of seats have been increased only for nonpermanent members — from six to 10.

 

 

・日本は冷戦後、国連平和維持活動(PKO)に参加し、延べ1万人以上を派遣した。

 Since the end of the Cold War, Japan has participated in U.N. peacekeeping activities, sending more than 10,000 personnel to missions.

 

 

・国連の日本人職員は約80人で、7位にとどまる。

 The number of Japanese staff working at the United Nations totals about 80, ranking seventh in the world.

 

 

 

以上、今回は英語学習ごころをそそられる社説でした♪ 

私一人ほくほくしているのも何なので、シェアできて嬉しいです^^

少しでも皆さんの英語学習のお役に立ちますように。

 

 

皆さん、年末の多忙な時期ですが、どうぞご自愛くださいね。

良い一日を!

  

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ドナルド・トランプ アメリカ新大統領、誕生!!!(その2・社説編)

こんにちは。RIEです。

 

前回に引き続き、「ドナルド・トランプ アメリカ新大統領、誕生」について、今日は「社説編」です。
 
 
 
みなさん、もうあの衝撃からは抜け出しましたか。
私は、まだ信じられないというのが正直な気持ちです。
   
 
 
13日現在、全米各地では非常に激しい反トランプデモが起きているそうです。
選挙期間中にあれだけ国民の分断を煽ったのは、他でもないトランプ氏。
当選してもスムーズにいかないだろうことは、容易に予想できましたよね。
 
 
とはいえ、一方では、安倍首相をはじめ各国の首脳が祝賀メッセージを送ったり、オバマ大統領とトランプ氏が面会したりと、政権交代へ向けて確実に動き出しています。
 
 
 
当選以来、なぜか借りてきた猫のように大人しくみえるトランプ氏ですが、今後、経済や安全保障においてどのような政策をとるのか。
本当にメキシコ国境に壁を作るのか。
今後の政権運営については、現時点では誰にも予想がつかないようです。
(きっとトランプ氏自身もはっきりとわかっていないのでは…と、想像してしまいます。)
 
 
私も勿論、この先が不安です。
でも、毎日トランプ氏のことを考えるあまり、むしろ好きになってしまいそうなこの頃(冗談ですよ^^;)。
そろそろ少し冷静になり、現実を受け入れなくてはいけないなと思っています。
 
  
 
さて、いまきっと忙殺されているだろう新聞各社ですが、それぞれ社説の英訳をサイトにアップしてくれました。
どれも面白いのですが、アーカイブが長く残るという観点から、ここでは毎日新聞の社説をお借りしました。
長めですが、一緒に読んでいきましょう。
 
 
   
そうそう、当ブログでも以前、米大統領選について扱っていました。
(前回、あまりにびっくりして貼るのを忘れていました。)
今回と重なる単語・表現も多いので、ご参考までにご覧ください。


 
 

 

 ☆今日の社説

・毎日新聞 2016年11月10日社説

 「米大統領にトランプ氏 世界の漂流を懸念する」

 

 ・The Mainichi 毎日新聞英文サイト (上記社説の英訳)

”Global concern over Trump's victory”

 


 

  

 

☆内容ポイント

 ・米大統領選で、共和党のドナルド・トランプ候補の当選が確定した。米メディアの多くは民主党候補のヒラリー・クリントン氏を支持し、トランプ候補の大統領としての資質を疑問視していた。クリントン氏の勝利が予測されたが、潜在的なトランプ氏支持者が予想以上に多かったようだ。

 

・米国の民意とはいえ、超大国の変容は世界に大きな影響を及ぼす。メキシコ国境の壁の建設、イスラム教徒の入国規制、オバマケアの即時撤廃、TPPやパリ協定への反対、さらに日本やNATOなどの同盟国に対する米軍駐留経費の全額負担の要求といったトランプ氏の方針は、国内外の将来を一気に不透明にした。英国のEU離脱に続く、大きな衝撃である。近年の国際秩序は米国の理念に基づいて形成されてきたが、トランプ流「米国第一」主義は、経済や安全保障の既存システムを激変する可能性がある。世界漂流の予感と言っても大げさではない。

 

・トランプ氏の勝利は、8年に及ぶオバマ政権への飽き、クリントン氏の「私用メール問題」、そしてなにより、経済格差に苦しむ人々、とくに移民に職を奪われがちな白人の怒りが背景だろう。トランプ氏は、米国社会の不合理解消には既成の秩序や制度を壊すしかないと訴え、徹底したポピュリズムにより勝利した。従来の秩序を壊した後にどう再建するのか、同氏は今後、より具体的な政策を示す必要がある。

・今回の選挙は「最も醜い大統領選」とも言われたが、民主主義の一形態ではあった。今後、トランプ氏と共和党は団結できるのか、クリントン氏の支持者との融和は可能なのか。米国の民主主義が真価を問われている。

 

 

 

☆単語メモ

  • 怒濤のような進撃だった。   - "It was a stunning win."
  • 共和党のドナルド・トランプ候補   - Republican Donald Trump 
  • 泡沫候補   - a fringe candidate 
  • 予備選   - the primary contest
  • (共和党の)候補者指名を獲得する  - win the Republican presidential nomination
  • 民主党候補のヒラリー・クリントン   - Democratic nominee Hillary Clinton 
  • ほとんどの米メディア   - most U.S. media outlets 
  • 世論調査   - the opinion polls 
  • 潜在的な支持者(隠れトランプ)  - closet supporters
  • 逆境に陥る   - face adverse challenges 
  • 結束する   - bond together
  • 米国の民意   - the popular will of citizens in the United States 
  • 勝利宣言   - a victory speech
  • 混迷の大統領選   - the chaotic 2016 presidential race 
  • 民意超大国の変容   - changes in such a superpower 
  • メキシコ国境に壁を造る   - "a wall should be built along the border between the United States and Mexico"
  • 不法移民流入を防ぐ   - block the influx of illegal immigrants
  • イスラム教徒の入国を規制する   - "entries by Muslims into the United States should be restricted"
  • 国民皆保険をめざすオバマケア(医療保険制度改革)  - "Obamacare," President Barack Obama's affordable care act aiming to ensure universal health care coverage in the country
  • 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)  - the Trans-Pacific Partnership (TPP) free trade agreement
  • 地球温暖化対策の「パリ協定」  - the Paris Agreement on countermeasures against global warming
  • 即時撤廃する   - scrap immediately
  • 米軍駐留経費を全額負担する   - fully cover the expenses of stationing U.S. troops in Japan
  • 核武装する   - go nuclear
  • ソ連崩壊   - the collapse of the Soviet Union
  • 米一極支配   - "the United States has become predominant in the world"
  • 米国の理念に基づいて   - based on U.S. ideology
  • トランプ流「米国第一」主義    - Trump's "America First" policy 
  • 世界の漂流   - the changing of the world without any clear prospects
  • 故レーガン大統領にならって   - in a similar manner to former U.S. President Ronald Reagan
  • 「米国を再び偉大な国に」   - the slogan "make America great again" 
  • ~を粗末にする   - make light of ...
  • トランプ氏の集会   - a Trump rally 
  • スキャンダルにまみれる   - be tainted by a scandal (involving...)
  • 掛け声倒れになる   - end up as an empty slogan
  • オバマ政権への飽き   - voters' weariness of the Obama administration
  • 決定的な敗因   - the decisive cause of one's defeat 
  • 経済格差に苦しむ人々の怒り   - the anger of people suffering from the widening income gap
  • 甘く見る   - underestimate
  • ラストベルト(さびついた工業地帯)  - a "rust belt"
  • 民主党が強い地域   - Democratic strongholds
  • 少数派になりつつある   - slowly become a minority 
  • 米国の中心   - the center of America
  • 絶望する   - feel hopeless 
  • アメリカンドリームは過去のもの   - "the "American Dream" is a thing of the past"
  • トランプ氏の主張   - Trump's assertions 
  • アウトサイダーを自任する   - call oneself an outsider
  • 既成政治家   - the political establishment 
  • 低所得者層   - low-income earners 
  • 米国社会の不合理を解消する   - eliminate irrationality in U.S. society
  • 候補者討論会   - debates between presidential candidates
  • 既成の秩序や制度を壊す   - destroy the established order and system
  • 低次元な批判合戦   - low-level mutual criticism
  • 「最も醜い大統領選」   - one of the ugliest in U.S. history
  • トランプ氏の女性蔑視発言   - Trump's hateful remarks, including those discriminatory of women
  • よき伝統を重んじる   - attach importance to tradition (in the United States)
  • ネオコン(新保守主義派)  - neocons
  • 「小さな政府」を求める   - call for small government
  • 草の根運動「ティーパーティー(茶会)」  - the Tea Party grass-root movement 
  • トランプ氏という「怪物」を出現させる  - give birth to a "monstrous" candidate
  • 民主主義の一形態   - a form of democracy 
  • 機能不全に陥る   - become dysfunctional
  • クリントン氏の支持者との融和   - reconcile with Clinton supporters

 

 

 

☆今日の使える表現

 

・~の…としての資質を疑問視する   - question whether ~ is qualified to serve as ...

多くの米紙はクリントン氏を支持し、トランプ氏の大統領としての資質を疑問視した
Many U.S. newspapers expressed support for Clinton and questioned whether Trump was qualified to serve as head of state.

 
 
・(~は)たたかれるほど強くなる   - ~ become stronger whenever ~ face criticism 
投票前、ほとんどの米メディアはクリントン氏の勝利を予測したが、たたかれるほど強くなるトランプ氏は世論調査でも支持率を正確に測れなかった。
However, the opinion polls that news organizations conducted were unable to accurately measure public support for Trump, who became stronger whenever he faced criticism.


 
・~に断固反対する   - voice stiff opposition to ...
国民皆保険をめざすオバマケア(医療保険制度改革)は即時撤廃し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)にも地球温暖化対策の「パリ協定」にも断固反対--。
Moreover, Trump voiced stiff opposition to the Trans-Pacific Partnership (TPP) free trade agreement and the Paris Agreement on countermeasures against global warming.

 
 
・~と言っても大げさではなかろう   - It is no exaggeration to say that ...
経済にせよ安全保障にせよ国際的なシステムが激変する可能性を思えば、世界漂流の予感と言っても大げさではなかろう
It is no exaggeration to say that Trump's election heralds the changing of the world without any clear prospects, as international economic and security systems could drastically shift.

 
 
・(~には)... という焦りもある   - there is a desperate feeling that ... (among ~)
米国社会で少数派になりつつある白人には「自分たちが米国の中心なのに」という焦りもある。
Among white Americans, who are slowly becoming a minority in the country, there is a desperate feeling that they are supposed to be the center of America, ...

 
 
 
 
今日は、 トランプ氏の大統領選当選についての社説でした。
 
トランプ氏勝利の背景や今後の予想については、NHKの「時論公論」でわかりやすく解説されていたので、ご参考までに貼っておきますね。
 

 
 
 
 
 
それにしても、私たちはいま、歴史的な変化の時代に生きているのかもしれません。
 
今年だけで、イギリスのEU離脱に続き、トランプ氏の米大統領当選という思いもよらない事態が続き、これまで疑いなく信じてきた秩序が、ものすごい勢いで崩れていくのを感じます。
 
これは、一人一人の力ではどうにもできないほど、大きな流れなのかもしれません。
 
しかし、少なくとも、周りの意見に翻弄されたり、扇情的な情報に煽られたりしないようにするために、 現在の世界で何が起きているかをしっかり知ろうとする姿勢が大切だと思います。 (まずは、日々の社説と対訳を読んで、一緒に現実を見据えていくとしましょう、皆さん!^^)
 
 
 
 
トランプ氏は、来年1月20日、第45代アメリカ合衆国大統領に就任します。
 
はたして、彼はどのような大統領として、歴史に名を残すのでしょうか。
アメリカの人々が心から誇れる大統領となることを、願ってやみません。
 

 

 

今日は以上です。

皆さん、良い一日をお過ごしくださいね。

 

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ドナルド・トランプ アメリカ新大統領、誕生!!!(その1・スピーチ編)

こんにちは。RIEです。

 
あー、なんと言いましょうか。
できるだけ中立を目指している当ブログですが、今日だけはお許し下さい。
 
 
 
まさかのまさかの事態が起きました。
今日のテーマは、「ドナルド・トランプ アメリカ新大統領、誕生」です。
(これを書きながら、まだ信じられないのですが。)
 
 
 11月8日に行われたアメリカ大統領選で、共和党のドナルド・トランプ氏が、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官を接戦の末に破り、当選しました。

 

 

 
  
皆さん、びっくりしましたよね…!!
あらゆるメディアも社会調査も、結局はクリントン氏の勝利になるだろうと予想していましたが、蓋を開けてみれば、世界を驚愕させる結果となりました。
 
 
実は私、クリントン氏当選を想定して、当ブログの下書きを書いていたのです。
彼女が2008年に行った、有名な「ガラスの天井スピーチ」に絡めたりして、けっこう満足いくものができたんですけどね。
結局、ガラスの天井は破られず、当ブログはまた一から書き直しです。。
 
 
社説でも読んで頭を落ち着けようと思ったのですが、このブログを書いている段階で、まだ各新聞社のサイト上に英訳が出ていません。(お待ちしております!)
 
 
 
そこで、今日はまず、2016年大統領選終了後にトランプ氏、クリントン氏、そしてオバマ大統領が行ったスピーチを集めてみました。
 
いずれも意義深く、英語の勉強にも最適なものばかり。
私もこれからじっくり聞いていくつもりです。

 

 

 

1. トランプ氏の勝利宣言 (Victory Speech)

 

全体的に落ち着いた口調で、抑え気味のトーンだったのが印象的です。

要旨は、以下の記事をご覧ください。

 

 

 

2. クリントン氏の敗北宣言 (Concession Speech)


ヒラリー氏の思いが込められたスピーチで、とても評判がよいようです。

要旨はこちら。

 

 

 

3.トランプ氏当選確定後のオバマ大統領スピーチ

 

オバマ大統領も相当トランプ氏を批判していたので、心中きわめて複雑であることは想像に難くありませんが、そこはさすがの大人。スピーチもいつも通りの達人技です。


日本語の要旨はこちらをご覧ください。

 

 

 

このようなスピーチは、様々な結果にそなえて、かなり前から準備しているのでしょうね。いずれも、とてもよく練られた素晴らしいものばかりです。

 

とくに、クリントン氏のスピーチは、今後の世代への力強いメッセージとして、非常に重く、感動的なものでした。

 

個人的に、心に残った部分を抜粋します。(和訳はこちらのサイト様からです)

 

This loss hurts, but please never stop believing that fighting for what’s right is worth it.

(今回の敗北はとてもつらいことです。でも、正しいと思うものために戦うことを消してやめないでください)

 

Now, I know we have still not shattered that highest and hardest glass ceiling, but some day someone will—and hopefully sooner than we might think right now.

(最も高い、最も硬いガラスの天井を破ることはできませんでした。しかし、いつか誰かがそれを破ってくれるでしょう。願わくば、ここにいる皆さんが思っているよりもそれが早く実現することを願って)

 

 

 

いつかアメリカに女性大統領が誕生したとき、このスピーチが必ずや引き合いに出されることでしょう。

 

英語もとても美しいので、クリントン氏のことが好きじゃないという方も、ぜひ聞いてみてくれればいいなと思います^^

 

 

 

いまだショックが抜けないまま、今日は以上です。

(次回は社説が読めますように!)

皆さん、良い一日をお過ごしくださいね。

 

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フィリピン・ドゥテルテ大統領、来日☆

おはようございます。RIEです。

今日のテーマは、「フィリピン・ドゥテルテ大統領、来日」です。

 

 

 

いきなりですが、私にとって、時事問題に触れる楽しみの一つに、「国際政治の登場人物が面白い!」ということがあります。

 

外交の舞台には、日本の戦国時代もかくやと思わせる、強烈なキャラクターを持った人物が次々と登場します。そろいもそろって、「できれば周りにいてほしくない…」と思ってしまうような、パワフルかつ狡猾そうな方々です(褒めてます)。

 

彼らの言動やエピソードは、ときに凡人の予想もつかないもので、みていて実に飽きません。

そして、きっと裏ではさまざまな権謀術数が渦巻いているのでしょうね。

いつも新聞や各種メディアをみながら、世界の片隅でそんなことをあれこれ想像している私です。

(平和な場所から見物していられるということですから、幸せなことですよね。。)

 

 

 

そんな国際政治の舞台に、またまた「濃いキャラクター部門」の新星が現れました!

フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領です。

みなさん、きっとすでにご存じですね^^

 

 

長くなるので詳細は省きますが、このような人物です。

噂ではなかなかの親日家だとか^^


 

 

そのドゥテルテ大統領、10月25日から27日にかけて来日し、安倍総理や岸田外相と会談を行いました。

とくに注目を集めていたのが、その直前(18~21日)に中国を訪問したばかりの同氏が、南シナ海問題でどのような立場をとるかということです。


 

 

米国嫌いでオバマ大統領に暴言を吐き続けたと思えば、日本から戻った後、「飛行機で神のお告げがあったので暴言辞める(でも状況による)」宣言をしてみたり、話題に事欠かないドゥテルテ大統領。

その一方で、非常に緻密な外交手腕を持つ政治家という評価もあるようです。

 

 

 

とにかく一筋縄にはいかない人物のようですが、今回の日本訪問ではどのような成果がうまれたのでしょうか。

一緒に社説をみていきましょう。今日は毎日新聞サイトからお借りしました。

 

 

 

 ☆今日の社説

・毎日新聞 2016年10月28日社説

 「日比首脳会談 一定の成果はあったが」

 

 ・The Mainichi 毎日新聞英文サイト (上記社説の英訳)

”Abe should patiently engage with Duterte”

 


 

 

 

☆内容ポイント 

 ・フィリピンのドゥテルテ大統領が来日し、安倍首相と会談した。乱暴な言動で注目を集めるドゥテルテ氏の実像を見極めるのは容易ではない。

 

・南シナ海問題に関し、両首脳は平和的解決へ向けた連携で一致。共同声明では「自制と非軍事化の重要性」を強調した。 中国の権益主張を退けた仲裁裁判所の判決を重視する日本に対し、ドゥテルテ氏が一定の配慮をしたといえる。判決について、同氏は訪中時は触れず、日本では強調したが、そのような対応は日中双方に不信感を抱かせる。同氏には「法の支配」重視を明確に打ちだしてもらいたい。

 

・ドゥテルテ氏の米国との向き合い方も注目された。日米比の協力は南シナ海での日本の安保政策の基本であり、米比関係は日本にも大きな影響がある。首相は、東アジアにおける米国の重要性を強調したというが、同氏は都内講演会でフィリピンからの米軍撤退を求める姿勢を示すなど、両者の認識は明らかに食い違っている。歴史的事情が絡むとしても、ことさらに反米を振りかざす態度は行き過ぎである。日本は両国の橋渡しをしていきたい。

 

・同氏の強権的な麻薬対策については、首相は人権問題には触れぬまま、麻薬常習者の更生支援を申し出た。国際社会に日本の人権感覚を疑われかねない対応である。日本は粘り強く対話し、懸念を伝える努力をすべきである。 

 

 

  

 

☆単語メモ

  • フィリピンのドゥテルテ大統領   - Philippine President Rodrigo Duterte 
  • 乱暴な言動   - abusive words and deeds
  • ~で注目を集める   - draw worldwide attention for ... 
  • 南シナ海問題の平和的解決   - a peaceful settlement to issues in the South China Sea
  • 「(仲裁裁判所の)判決」   - an international arbitration tribunal ruling 
  • 2国間協議再開   - to resume bilateral talks 
  • 共同声明   - a joint statement 
  • 中国による埋め立て   - China's reclamation of reefs in the South China Sea 
  • ~を念頭に   - with ... in mind 
  • 「自制と非軍事化の重要性」  - the importance of self-restraint and demilitarization
  • 棚上げする  - shelve
  • ~を重視する    - attache importance to ... 
  • 「法の支配」  - rule by law
  • 注目を集める  - draw particular attention 
  • 米国との向き合い方   - attitude toward the United States 
  • 日米比の緊密な協力   - close cooperation between Japan, the United States and the Philippines
  • 日本の安保政策の基本   - the core of Japan's security policy 
  • 大統領報道官   - a press secretary to the president
  • 日本記者クラブ   - the Japan National Press Club
  • 「国家の尊厳」   - the dignity of his country
  • ~を植民地支配する   - continue its colonial rule of ... 
  • 従属的立場   - a subordinate position
  • ~へ反発する   - harbor ill feelings toward ... 
  • ことさらに反米を振りかざす   - blatantly demonstrate anti-U.S. sentiment
  • 感情的対立に陥る   - develop into an emotional standoff
  • 橋渡しをする   - bridge the gap (between ... and ...)
  • 麻薬対策   - countermeasures against illegal drugs 
  • 裁判抜きで   - without a trial
  • 容疑者数千人を殺害する   - kill thousands of suspects
  • 法治国家    - a law-governed country 
  • 麻薬常習者の更生支援   - to help rehabilitate drug addicts 
  • (~からの)強い反発をさける   - avoid a backlash from ...
  • 日本の人権感覚    - Japan's sensitivity to human rights
  • (~についての)懸念を伝える   - convey one's concerns about ...

 

 

 

 

☆今日の使える表現

・~の実像を見極める   - grasp the true nature of ...

乱暴な言動で注目を集めるドゥテルテ氏の実像を見極めるのは簡単ではない。

Duterte's three-day official visit has reminded the public that it is no easy task to grasp the true nature of the president, who has drawn worldwide attention for his abusive words and deeds.

 

 

・~に触れない(言及しない) - make no mention of ... 

中国の習近平国家主席との会談で発表された共同声明は、判決に触れていなかった

However, a joint statement released at the summit between Duterte and his Chinese counterpart Xi Jinping makes no mention of the international arbitration tribunal's ruling, …

 

 

・~の立場に配慮する   - show consideration to one's position 

ドゥテルテ氏は今回、中国の権益主張を退けた7月の仲裁判決を重視する日本の立場に配慮したようだ。

In Japan, Duterte apparently showed consideration to Japan's position with his reference to the ruling.

 

 

・~に不信感を抱かせる   - invite distrust from ... 

ただ、判決に対して「紙くず」と反発する中国で言及せず、日本では強調するという対応は、日中双方に不信感を抱かせる。 

But avoiding mention of the ruling, which China has rejected as "waste paper," while he was in China and emphasizing in Japan that the Philippines will hold consultations with China based only on the ruling could invite distrust from both Tokyo and Beijing.

 

 

 

 

 

☆南シナ海問題について(当ブログ過去記事)

今回の来日における大きな焦点の一つ、「南シナ海問題」について、ご参考までに当ブログの過去記事を貼っておきます。よかったらあわせてご覧ください。

 

 

なんと、現時点でパート3まであります。

今後もまだまだ続きそうな予感。。

 

  

 

 

☆関連英文記事

関連の英文記事も貼っておきますね。

 

・Reuters(動画あり)


・The Wall Street Journal

  

 

 

 

訪中、訪日を終え、今後、ドゥテルテ大統領はどう動くのでしょうか。

そして、宣言通り、暴言も封印されるのでしょうか。

まだまだ世を騒がせそうな同氏、今後もひっそりチェックしていこうと思います^^

 

 

今日は以上です。

皆さん、良い一日をお過ごしくださいね♪

 

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ボブ・ディラン氏 ノーベル文学賞受賞!(...のはず!)

おはようございます。RIEです。

 

日本はすっかり秋も深まっているようですが、シンガポールは毎日安定の30度ですよ!

皆さん、いかがお過ごしでしたか。

 

当ブログがすっかり休止状態にある間、世界中で実に色々な出来事がありました。

久々の更新となる今日のテーマは、世界中が軽く驚いたあの出来事。

 

ボブ・ディラン氏 ノーベル文学賞受賞!」です。

 

おめでとうございます!!

 

今さら紹介するまでもありませんが、一応、ディラン氏の日本版オフィシャルサイトを貼っておきますね。


 

 

とはいえ、ご本人はそれほどおめでたいとは思ってなさそうですね(?)。

 

ブログタイトルにも「(…のはず!)」とつけてみましたが、27日現在、ノーベル賞選考主体のスウェーデン・アカデミーがいまだディラン氏と連絡が取れず、よもや受賞辞退か、とも囁かれています。

 

 

12月10日のノーベル賞授賞式まで、まだまだ世間を騒がせそうなこのニュース。

 

今回ご紹介するのは、文学賞発表時の社説(10月15日付)です。

少し前の社説ではありますが、ここで改めて、発表時の「歓喜と当惑(社説文中より)」を反芻し、彼の受賞の歴史的意義を確認してみるのもいいかもしれません。

   

 

 

 ☆今日の社説

・毎日新聞 2016年10月15日社説

 「ボブ・ディラン氏 歌に宿った高い文学性」

 

 ・The Mainichi 毎日新聞英文サイト (上記社説の英訳)

”Dylan's Nobel win signals broader perspective taking root in prize selection”

 

 

 

 

☆内容ポイント

 ・米国のシンガー・ソングライター、ボブ・ディラン氏がノーベル文学賞を授与されることとなり、世界中が歓喜と当惑をもって受け止めている。歌手の受賞は初めてであり、ノーベル文学賞の歴史における一つの事件と言える。また、文学の概念が拡大したと捉えることもできるだろう。スウェーデン・アカデミーは授賞理由を、「米国の歌の伝統において新たな詩的表現を創造した」と説明した。

 

・ディラン氏は、1960年代初頭に公民権運動やベトナム戦争の時代を背景に、若者から熱狂的な支持を得た。メッセージ性の強い「プロテストソング」の旗手として名を馳せたが、その歌詞はさまざまな解釈が可能で、深みと広がりがある。欧米のみならず、日本のミュージシャンも強い影響を与えてきた。

 

・今回の受賞からは欧州に偏ってきた選考の変化もうかがえる。「理想主義的傾向を持つ最も優れた作品を書いた人」というノーベルの遺言に、アカデミーが新たな解釈を加えたとも言える。人々が改革を求めて苦闘した時代にデビューして以来、常に新しい創造を続けるディラン氏の姿は、現代人にも強い改革のメッセージを投げかけている。 

 

 

 

☆単語メモ

  • ノーベル文学賞   - the Nobel Prize in literature 
  • ボブ・ディラン   - Bob Dylan's
  • シンガー・ソングライター   - a singer-songwriter 
  • 一つの事件   - an epoch-making event 
  • 選考の経緯   - the process of selecting winners 
  • 文学の概念   - the concept of literature
  • スウェーデン・アカデミー   - the Swedish Academy 
  • 「米国の歌の伝統において新たな詩的表現を創造した」  - "having created new poetic expressions within the great American song tradition" 
  • その先例にならえば、 - As such, ...
  • 原点に回帰する   - return to one's starting point
  • ~を背景に   - against the backdrop of ...
  • 公民権運動   - the U.S. Civil Rights Movement
  • ベトナム戦争   - the Vietnam War
  • ~を思いつく   - come up with ... 
  • 「風に吹かれて」(代表曲)  - "Blowin' in the Wind" 
  • 反戦歌   - an anti-war song
  • ~の大切さを訴える   - underscore the importance of ...ing 
  • 安直に答えを出す  - offer easy answers
  • 「プロテストソング(抵抗の歌)」  - protest songs
  • (~の)旗手   - the standard-bearer (of ...)
  • 歌詞   - lyrics 
  • 深みと広がりがある   - be deep and broad
  • 新たな文学性を切り開く   - develop a new literary world
  • 「口語で表現する偉大な詩人」   - "a great poet in the English speaking tradition" 
  • 米国の文豪   - Great U.S. writers 
  • 「理想主義的傾向を持つ最も優れた作品を書いた人」  - "the most outstanding work in an ideal direction" 
  • それから54年の長きにわたり   - for the 54 years since then 
  • (~に)メッセージを投げかける   - send a strong message (to ...)

 

 

 

☆今日の使える表現

 

・歓喜と当惑を持って受け止める   - take ... with both joy and perplexity

歌手の受賞は初めてであり、世界中で歓喜と当惑を持って受け止められている

People in the world have taken the news with both joy and perplexity.

 

 

・~から熱狂的な支持を得る   - win enthusiastic support from ...

ディラン氏は、1960年代初頭に公民権運動やベトナム戦争の時代を背景に、若者から熱狂的な支持を得た

Dylan won enthusiastic support from young people in the early 1960s against the backdrop of the U.S. Civil Rights Movement and the Vietnam War.

 

 

・~に偏る   - place excessive emphasis on ... 

今回の受賞からは欧州に偏ってきた選考の変化もうかがえる。

The selection of Dylan as the winner of the Nobel Prize in literature in 2016 suggests changes in the trends behind winner selections, which have placed excessive emphasis on European literary figures.

 

 

・~に新たな解釈を加える   - put a new spin on ...

「理想主義的傾向を持つ最も優れた作品を書いた人」というノーベル賞創設者、アルフレッド・ノーベルの遺言に、アカデミーが新たな解釈を加えたとも言えるのではないか。

This suggests that the Swedish Academy put a new spin on Alfred Nobel's words, "the most outstanding work in an ideal direction."

 

 

 

 

☆関連英文記事

ディラン氏に関する社説も読んだことですし、肝心の彼の曲やその歌詞についても触れたいところです。しかし、そちらは至る所に情報源がありますし、著作権の問題も絡んできそうなので、皆さまにお任せするとします^^;

 

ここでは、関連の英文記事をいくつか載せておきますね。

 

 

まず、受賞発表直後のニュースです。

・BBC(動画あり)

 

・The New York Times(動画あり)

Bob Dylan Wins Nobel Prize, Redefining Boundaries of Literature

 

 

 

また、その後の動向については以下の記事など。

・NPR News(音声&スクリプトあり)

 

・BBC

 

・The New York Times

Bob Dylan’s Silence on Nobel Prize Is Called ‘Impolite and Arrogant’ by Academy Member - NYTimes.com

 

 

 

まだまだ沢山ありますが、とりあえずこの辺で。

 

海外メディア(とくに米国)の報道を観ていると、日本国内での受け止め方とは比べ物にならないくらいの高揚感が伝わってきます。

彼らの文化における「ボブ・ディラン」の存在の大きさを伺い知ることができ、興味深いですね。

 

 

 

それにしても、本当に、どうなるんでしょうね。

全てディラン氏の胸のうちでしょうか…

12月10日の受賞式まで、進展を見守るといたしましょう。

 

 

 

今日は以上です。

皆さん、どうぞ良い一日をお過ごしくださいね♪

 

 

 ⇊参加しています。

(更新していなかったら順位ダウンしてました…^^;)

今後の大きな励みになりますので、よかったら応援お願いいたします!

地球温暖化対策の大きなステップ♪ 「パリ協定」発効へ 

 

こんにちは。RIEです。

最近やることが増えており(当社比)、更新が遅れてしまいました。

皆さん、いかがお過ごしですか?

 

 

今日のテーマは、「地球温暖化対策の大きなステップ・「パリ協定」発効へ」です。

  

実は、ブログタイトルを入力する際、うっかり「パリ条約」と書いてしまい、あわてて消しました。

パリ協定 」!英語では "Paris Agreement"です!

ご注意ください(間違えるのは私だけかもしれませんが)。

 

 

 

さて、この「パリ協定」、昨年2015年の「気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)」で合意された、温暖化問題に対処する国際条約です。

1997年に採択された「京都議定書」に代わるものとなります。

 

 

昨年12月の採択から、わずか1年足らずで発効要件が満たされ、近く発効する見通しとなりました。

 

発効には、「55か国以上の批准と、批准国の合計排出量が世界全体の55%以上を占めること」という発効要件があったのですが、このたび、欧州連合(EU)の欧州議会が批准を承認したことにより、この要件が満たされました。

 

 

パリ協定の前身「京都議定書」は、採択から発効まで7年以上かかったそうですから、かなりのスピード発効ですよね。

 

温暖化対策の大きな一歩!よかったですね!

 

 

 

と、もろ手を挙げて喜びたいところですが、一つ懸念が。

 

実は、わが日本は、この協定の発効が決定した10月6日時点で、まだ批准していませんでした。批准手続きが遅れていたとか。。

10月11日になって、ようやく協定締結の承認を求める議案が閣議決定されたようです。

 

 

日本は協定発効にも貢献できず、さらに今後のルール作りでもスタートダッシュを切れないという、出遅れ状態であります。うーん、今後に期待ですね^^; 

 

 

 

まあ、そういう状況だったので、今回の毎日新聞の社説(10月7日時点)は、タイトルからして少々ご立腹です。

詳しいところは、ぜひ社説本文をお読みください。

 

 

 

 

 ☆今日の社説

・毎日新聞 2016年10月7日社説

 「パリ協定発効へ 批准遅れは恥ずかしい」

 

 ・The Mainichi 毎日新聞英文サイト (上記社説の英訳)

”Paris Agreement ratification delay would be embarrassment for Japan”

 

 

 

 

 

 

☆内容ポイント

 ・京都議定書に代わる地球温暖化対策の新たな国際枠組みである「パリ協定」が、11月4日に発効する。10月5日時点で73カ国と欧州連合(EU)が批准し、世界全体の温室効果ガス排出量に占める比率が55%を超えたことにより、発効要件が満たされた。

 

・日本は世界第5位の温室効果ガス排出国だが、批准のための国内手続きが遅れ、パリ協定の発効に貢献することができなかった。政府は今後の交渉に大きな影響はないと説明するが、協定のルール作りで日本は主導権は取れず、温暖化対策に不熱心な国との印象を与えることも免れない。速やかに批准手続きを終えるべきである。

 

・パリ協定は昨年12月のCOP21で採択され、その後1年足らずのスピード発効となった。温室効果ガスの2大排出国である米国と中国が今年9月に協定の批准を同時発表した効果が大きい。EUもまた、国際交渉で後れを取らないため、批准手続きを異例の速さで進めたという。世界の潮流に乗り遅れないために、安倍政権は温暖化対策を最重要課題に位置づけなければならない。

 

 

 

 

☆単語メモ

  • パリ協定   - the Paris Agreement
  • 批准   - ratification
  • 協定を批准する   - ratify the accord / ratify the Paris Agreement
  • 発効する   - come into force
  • 地球温暖化対策   - to fight global warming / global warming countermeasures
  • 京都議定書   - the Kyoto Protocol
  • 温室効果ガス   - greenhouse gas 
  • 世界全体の温室効果ガス排出量   - global greenhouse gas emissions
  • 化石燃料   - fossil fuels
  • 残念なのは、   - it is regrettable that ... 
  • 世界第5位の温室効果ガス排出国である日本   - Japan, which emits the fifth largest amount of greenhouse gases in the world
  • ~の手続きが遅れる   - be slow to go through the necessary procedures to ...
  • 協定の発効に貢献する   - help bring the pact into force
  • 国連気候変動枠組み条約第22回締約国会議(COP22)  - the 22nd session of the Conference of the Parties (COP22) to the U.N. Framework Convention on Climate Change
  • 第1回締約国会議(CMA1)  - the first Conference of the Parties serving as the Meeting of the Parties to the Paris Agreement (CMA1)
  • ~と同時に開かれる   - take place simultaneously with ... 
  • 批准手続きを終える   - complete the ratification procedure 
  • (新)協定のルール作り    - working out rules under the new accord 
  • ~を最優先課題とする   - place top priority on ...ing 
  • (今)臨時国会    - the (ongoing) extraordinary Diet session 
  • 産業革命前からの    - from the pre-industrial era
  • 平均気温上昇を2度未満に抑える   - hold a rise in the average global temperature to below 2 degrees
  • 実質ゼロにする   - reduce  … effectively to zero 
  • 5年ごとに見直す   - review the measures every five years
  • 内容を強化する    - beef up their content 
  • 温室効果ガスの2大排出国である米国と中国   - the United States and China, the two largest greenhouse gas-emitting countries
  • ~とは対照的に    - in sharp contrast to ... 

 

 

 

☆今日の使える表現

 

・~を目指す取り組みが指導する   - progress has begun toward ...

歴史的な国際合意に基づき、化石燃料に依存しない脱炭素社会の実現を目指す取り組みが始動する

Based on this historic agreement, progress has begun toward a global society that does not rely on fossil fuels.

 

 

 

・~に発言力がある   - have a say in ...ing

京都議定書では、日本はホスト国として採択に尽力し、ルール作りでも一定の発言力を保ってきた。

Japan played a leading role in adopting the Kyoto Protocol at COP3 in Kyoto in December 1997, and had a say in working out rules under the pact.

 

 

 

・雪崩を打ったように~する   - subsequently rush to ...

各国が雪崩を打ったように批准へと動いた。

Other signatories subsequently rushed to ratify the agreement.

 

 

 

・(~する)世界の潮流に乗り遅れる   - be left lagging behind the international trend (of ... ing)

これでは、温暖化対策を最重要課題に位置づける世界の潮流に乗り遅れるばかりだろう。

The government's response to the accord has raised concerns that Japan will be left lagging behind the international trend of prioritizing combatting global warming. 

 

 

 

 

☆あらためて、「パリ協定」とは

では、あらためて、「パリ協定」とは何なのでしょう。

京都議定書とはどこが違うのでしょうか。

 

そういった疑問について、「国民生活センター」のウェブサイトにわかりやすい説明がありました。より深く知りたい方はご覧ください(2016年4月時点)。

 

「温暖化ガスを削減する新たな国際条約「パリ協定」とは
―京都議定書とはどこが違うのか―」

 

 

 

また、2015年12月時点のものですが、NHKの「視点・論点」でも、パリ協定の意義と主な内容について説明されています。

 

 

 

 

 ☆関連英文記事

さらなる英語学習用に、英文記事も一つだけ貼り付けておきますね。

 

・Reuters

 オバマ大統領が「歴史的な日だ」とスピーチしている動画もついています。

 

 

このニュースに関しては、様々な切り口からの英文記事がインターネット上に山ほどあります。

ご興味ある方は他にも探してみてください^^

 

 

 

 

今日は以上です。

 

しばらく多忙のため、次回の更新はまた少し間があくかもしれません(ネタはあるのに~)。コメント、フィードバックは常時受けつけていますので、ぜひお願いします^^

 

 

では、皆さん、良い日々をお過ごしくださいね。

  

 ⇊参加中です。皆さまの応援が更新の大きな励みです!

 

どうぞよろしくお願いします^ ^

 

OPEC、8年ぶりに原油減産合意 ~「OPEC」の発音にご注意を~ 

 

おはようございます。RIEです。

今日のテーマは、「OPEC、8年ぶりに原油減産合意」です。

 

9月28日、石油輸出国機構(OPEC)はアルジェリアで臨時総会を開き、原油の協調減産で合意しました。OPECの減産合意は、2008年以来、約8年ぶりとなります。

 

とはいえ、生産量の割り当てなど調整が難航しそうな具体策は、11月末の総会に先送りとのこと。それぞれ個性の強い産油国、まとめるのは容易ではなさそうですね。。

 

 

詳細は、以下のリンクをご覧ください。

 

 

 

 

今日は読売新聞の社説からです。

読売新聞社のサイトでは、残念ながら、社説は一定期間(約二週間)後にリンク切れとなります。ご注意ください。

 

 

 

 

 ☆今日の社説

・読売新聞 2016年10月1日社説

 「OPEC合意 原油減産を相場安定の契機に」

  ・The Japan News (上記社説の英訳)

”Use OPEC accord on trimming output to stabilize crude oil prices”

 

 

* リンク切れになりました。

 

 

 

☆内容ポイント

 ・石油輸出国機構(OPEC)が、原油の減産で8年ぶりに合意した。供給量を抑えることで、原油価格の低迷に歯止めをかけるのが狙いである。これまで相場の維持よりもシェア拡大を優先し、増産基調にあったOPECの大きな路線転換と言える。

 

・原油価格は2014年半ばまで高値圏にあったが、新興国経済の減速を背景に需要が低迷し、相場は急落した。原油価格は金融市場や株式市場への影響が大きく、行き過ぎた原油安は世界経済の大きなリスク要因となる。

 

・11月のOPEC総会で国別産出量を調整する方向だが、サウジとイランの根深い対立が懸念材料である。また、シェールオイル開発により米国がサウジとならぶ産油国となるなど、現在のOPECはかつてほどの価格決定力がなく、非OPEC産油国への目配りも必要となる。OPECは原油価格の安定に向け、世界有数の産油国であるロシアなど、諸外国との連携強化に努めなくてはならない。

 

 

 

 

☆単語メモ

  • 石油輸出国機構(OPEC)  - the Organization of Petroleum Exporting Countries
  • 原油   - crude oil 
  • OPEC合意   - OPEC accord
  • 原油を減産する    - curtail oil production
  • 供給量を抑える   - curb oil supply volume
  • 原油価格   - crude oil prices
  • (~の)低迷に歯止めをかける   - end sluggishness (in ...) 
  • (~の)乱高下   - wild fluctuations (in ...) 
  • OPEC原油生産量   - OPEC’s daily crude oil output 
  • 3324万バレル   - 33.24 million barrels
  • 3250万~3300万バレル   - between 32.5 million and 33.0 million barrels.
  • 相場の維持   - maintaining the price level
  • シェア(市場占有率)拡大   - the expansion of its market share 
  • 増産基調にある   - be aimed at increasing output 
  • (~の)大きな路線転換   - mark a major shift (in ...)
  • 1バレル=100ドル前後の高値圏にある   - be high at about $100 per barrel 
  • 急落する    - plummet
  • 26ドル台と12年ぶりの安値となる   - "Prices plunged to a 12-year low at the $26-plus level ..." 
  • 40ドル台で推移する   - hover at the $40-plus level
  • 原油安   - low crude oil prices 
  • 原油の消費国   - oil-consuming countries
  • ~にとってプラスとなる   - be advantageous to ... 
  • 産油国    - oil-producing nations
  • 財政悪化   - worsening fiscal conditions
  • オイルマネーの流出   - the flight of oil money
  • 年明け以降    - since the turn of the year
  • 行き過ぎた原油安   - excessively low crude prices 
  • 産油国と消費国   - oil-producing and oil-consuming countries 
  • OPECの盟主であるサウジ   - OPEC leader Saudi Arabia 
  • 大生産国のイラン   - Iran, a large oil producer
  • ~する意欲が強い   - have a strong desire to ... 
  • 大幅な減産   - a huge production cut 
  • 国別産出量   - production quotas for OPEC member nations
  • 政治的に鋭く対立する   - be sharply at odds with each other politically
  • 折り合う   - come to terms
  • 価格決定力   - the influential power to decide prices 
  • 非OPECの産油国   - non-OPEC oil-producing countries 
  • ~への目配り   - keep an eye on ... 
  • シェールオイル    - shale oil 
  • 岩盤に染み込んだ原油   - crude oil that has seeped into bedrock 
  • 高い採掘コスト   - high pumping costs 
  • 相場が持ち直せば    - If the prices recover
  • (シェールオイルの)供給量    - the shale oil supply volume 
  • (原油の)値崩れを招く   - cause a drop in (crude) prices
  • 世界有数の産油国であるロシア   - major producer Russia
  • 連携を強化する   - bolster cooperation with ...

 

 

 

 

☆今日の使える表現

 

・しっかりと足並みをそろえて~する   - keep in step with each other to ...

OPEC各国がしっかりと足並みをそろえ、原油相場の乱高下を防ぐことが重要だ。

It is essential that OPEC members keep in step with each other to prevent wild fluctuations in crude oil prices.

 

 

・(~の)動きが強まる   -  become more conspicuous

しかし、産油国の財政悪化などでオイルマネーが金融市場から流出する動きが強まっている

But due to factors including worsening fiscal conditions in oil-producing nations, the flight of oil money from financial markets has become more conspicuous.

 

 

・~と~の対立が根深い   - the deep-seated antagonism between

気がかりなのは、OPECの盟主であるサウジ、大生産国のイランの対立が根深いことだ。

The deep-seated antagonism between OPEC leader Saudi Arabia and Iran, a large oil producer, is concerning.

 

 

・~かどうか、予断を許さない   - It remains unpredictable whether ...

11月末の総会で国別産出量を調整する方向だが、政治的に鋭く対立する両国が折り合えるかどうか、予断を許さない

It remains unpredictable whether Saudi Arabia and Iran, which are sharply at odds with each other politically, will be able to come to terms.

 

 

 

 

☆OPECについて

当ブログには初めて登場したOPEC。

正式名称は、「石油輸出国機構(OPEC)」です。

学生時代に習った、テストに出た、という方も多いのではないでしょうか。

   

 

公式サイトはこちらです。

 

 

2016年10月時点の加盟国は、以下の14カ国です(上記サイト参照)。

アルジェリア、アンゴラ、エクアドル、ガボン、インドネシア、イラン、イラク、クウェート、リビア、ナイジェリア、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、ベネズエラ

 

 

 

OPECの設立された目的や経緯などについては、以下の外務省サイトをご参照ください。

石油輸出国機構(OPEC:Organization of the Petroleum Exporting Countries)の概要 | 外務省

 

 

 

ちなみに、OAPECという機構もありますが、こちらは「アラブ石油輸出国機構(Organization of the Arab Petroleum Exporting Countries)。

アラブ世界の産油国が、石油事業促進を目的として結成した国際機構ですので、お間違えなきように~。

 

 

 

 

☆関連記事

今回のOPEC減産合意に関して、関連記事をいくつかご紹介します。

 

まずは、「この機会に”OPEC”や”シェールオイル”について再確認したい!」という方へ、日本語記事をご紹介します。短めですが、簡潔でわかりやすいかと。 

 

 

 

また、社説の内容に関連した英文記事もいくつか貼っておきますね。 

(最近はすっかり「週末のレビュー」を書いてないですね^^;)

 

・Fortune(英語動画あり)

 

 

・Reuters(英語動画あり)

 

 

 

 

ところで!

 

動画をご覧になった方は気づかれたかもしれませんが、OPECの発音が…!

 

私は今まで、OPECは「オペック」と読んでいました。

 

英語でOPECについて語る機会もなかったので、とくに疑問も持たなかったのですが、英語読みだと、むしろ「オウペク」なのですね!

発音記号も、アメリカ英語発音では[ˈoʊpek] とのこと(参照)。

 

軽くショックでした…。

 

 

 

今回の原油減産合意に関しては、11月のOPEC総会で動きがあれば、ぜひフォローアップしたいと思います。

新聞各社様、社説の方、お待ちしております(対訳も!)^^

 

 

 

今日は以上です。

皆さん、良い一日をお過ごしくださいね。

 

 

 ⇊参加しています。

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