社説でまなぶ時事英語

「時事英語を学びたい!でも英字新聞を毎日読む時間なんてない!」 そんなあなたのための、一日一記事 ・5分で身につく時事英語。日本語の新聞社説とその英語版を読み比べ、時事英単語&使える日英表現をまとめています。

ドナルド・トランプ アメリカ新大統領、誕生!!!(その1・スピーチ編)

こんにちは。RIEです。

 
あー、なんと言いましょうか。
できるだけ中立を目指している当ブログですが、今日だけはお許し下さい。
 
 
 
まさかのまさかの事態が起きました。
今日のテーマは、「ドナルド・トランプ アメリカ新大統領、誕生」です。
(これを書きながら、まだ信じられないのですが。)
 
 
 11月8日に行われたアメリカ大統領選で、共和党のドナルド・トランプ氏が、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官を接戦の末に破り、当選しました。

 

 

 
  
皆さん、びっくりしましたよね…!!
あらゆるメディアも社会調査も、結局はクリントン氏の勝利になるだろうと予想していましたが、蓋を開けてみれば、世界を驚愕させる結果となりました。
 
 
実は私、クリントン氏当選を想定して、当ブログの下書きを書いていたのです。
彼女が2008年に行った、有名な「ガラスの天井スピーチ」に絡めたりして、けっこう満足いくものができたんですけどね。
結局、ガラスの天井は破られず、当ブログはまた一から書き直しです。。
 
 
社説でも読んで頭を落ち着けようと思ったのですが、このブログを書いている段階で、まだ各新聞社のサイト上に英訳が出ていません。(お待ちしております!)
 
 
 
そこで、今日はまず、2016年大統領選終了後にトランプ氏、クリントン氏、そしてオバマ大統領が行ったスピーチを集めてみました。
 
いずれも意義深く、英語の勉強にも最適なものばかり。
私もこれからじっくり聞いていくつもりです。

 

 

 

1. トランプ氏の勝利宣言 (Victory Speech)

 

全体的に落ち着いた口調で、抑え気味のトーンだったのが印象的です。

要旨は、以下の記事をご覧ください。

 

 

 

2. クリントン氏の敗北宣言 (Concession Speech)


ヒラリー氏の思いが込められたスピーチで、とても評判がよいようです。

要旨はこちら。

 

 

 

3.トランプ氏当選確定後のオバマ大統領スピーチ

 

オバマ大統領も相当トランプ氏を批判していたので、心中きわめて複雑であることは想像に難くありませんが、そこはさすがの大人。スピーチもいつも通りの達人技です。


日本語の要旨はこちらをご覧ください。

 

 

 

このようなスピーチは、様々な結果にそなえて、かなり前から準備しているのでしょうね。いずれも、とてもよく練られた素晴らしいものばかりです。

 

とくに、クリントン氏のスピーチは、今後の世代への力強いメッセージとして、非常に重く、感動的なものでした。

 

個人的に、心に残った部分を抜粋します。(和訳はこちらのサイト様からです)

 

This loss hurts, but please never stop believing that fighting for what’s right is worth it.

(今回の敗北はとてもつらいことです。でも、正しいと思うものために戦うことを消してやめないでください)

 

Now, I know we have still not shattered that highest and hardest glass ceiling, but some day someone will—and hopefully sooner than we might think right now.

(最も高い、最も硬いガラスの天井を破ることはできませんでした。しかし、いつか誰かがそれを破ってくれるでしょう。願わくば、ここにいる皆さんが思っているよりもそれが早く実現することを願って)

 

 

 

いつかアメリカに女性大統領が誕生したとき、このスピーチが必ずや引き合いに出されることでしょう。

 

英語もとても美しいので、クリントン氏のことが好きじゃないという方も、ぜひ聞いてみてくれればいいなと思います^^

 

 

 

いまだショックが抜けないまま、今日は以上です。

(次回は社説が読めますように!)

皆さん、良い一日をお過ごしくださいね。

 

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