社説でまなぶ時事英語

「時事英語を学びたい!でも英字新聞を毎日読む時間なんてない!」 そんなあなたのための、一日一記事 ・5分で身につく時事英語。日本語の新聞社説とその英語版を読み比べ、時事英単語&使える日英表現をまとめています。

感謝☆ブログ50記事 & 今後についてお知らせ

おはようございます。RIEです。

今日は日曜日ですね。

日本はまだまだ残暑が続くうえに、台風も来ているとか。お休みの方はゆっくり休んでパワーチャージしてくださいね。

  

 

1.50記事目のお礼

 

さて、私事ではありますが、実は、今日の投稿が当ブログの50記事目となります。

 

 

 わー!ぱちぱち(自分で拍手)

 

実は、このブログを始めた際、「最低でも50記事は書く」というのが一つの目標でした。

 

当初はそれなりに大きな区切りのように感じましたが、毎日飽きもせず、社説や時事英語、たまにシンガポールのことを書いているうち、あっという間に達成してしまいました。

 

これもひとえに、ブログを読んでくださる皆さんのおかげです。

 

誰かにシェアしようと思うことで、新聞社説を読む張合いもできましたし、何より、世界中に「勉強仲間」ができたような気がして、英語学習がぐんと楽しいものになりました。

 

いつも本当にありがとうございます!^^

 

 

 

2.今後についてお知らせ

 

「一日・一記事」をモットーにやってきた当ブログですが、今後は予定が立て込むうえに、シンガポール国外へ移動することが増えたりと、残念ながら、毎日更新することが物理的に厳しい状況になってきました。

 

 

そこで、お知らせです。

 

「社説でまなぶ時事英語」は、ほぼ日刊更新となります。

 

 

その時々の状況にあわせて不定期に休みを取るようなやり方も考えたのですが、それではなかなか落ち着かないのも事実。できるだけ無理はせず、ゆっくりペースでも、長く続くブログにしていけたらという思いがあります。

 

「50記事目」というちょうどよい区切りではありますし、しばらくは、「ほぼ日刊」更新とさせていただきます。

 

 

その時々の状況で適宜変わりそうですが、今後の更新のイメージとしては、こんな感じです。

 

 ・月〜金のうち3日程度 ⇒ 更新

 ・土日どちらか ⇒ まとめ・その他

 

 

これまでのように、毎日欠かさず更新というペースではなくなりますが、ブログを書かなくても社説自体は毎日読んでいますし、まだまだ書きたいネタも山ほどあります。

 

マイペースで長く続けていくつもりですので、皆さん、今後もかわらずお付き合いいただければ、心から嬉しいです!^^

 

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

それでは、感謝をこめつつ、今日はこの辺で。

 

皆さん、良い日曜日をお過ごしください!

 

 

 

 

 

 ⇊参加しています。

更新の励みになっています!ありがとうございます!!

【まとめ】今週のレビュー 2016/8/15~8/19

こんにちは。RIEです。

 

昨日は、当ブログ初のお休みをいただきました。

ここ数週間、毎日なんとか時間をやりくりして書いていただけに、休むとなると、何か物足りないような不思議な感じでした。

(誰も気にしてないってわかってるんですよ~。自分の気分の問題です^^;)

 

 

今日からまた再開です!よろしくお願いします。

 

 

さて、今日は週末恒例の「今週のレビュー」です。

今週学んだ社説のテーマに関連した、英文記事や英語動画をご紹介します。

 

 

しかし、なんだか、いつもよりレビューする記事が少ないような。。

 

 

改めて振り返ってみたら、昨日はお休みだったうえ、火曜・水曜と二日連続で「終戦記念日」の社説。さらに月曜はポケモンのことを書いていたからでした。

 

 

ポケモン、まだまだハマっております。

生活に支障がでるまえに早く熱が冷めてくれないかしら…と、他人事のようにつぶやきつつ、短めの「今週レビュー」、いってみます。

  

 

 

2016-08-16

日本人として知っておきたい。終戦記念日の英語(その1)

 


 

⇒関連記事

・The Heraldonline

Abe avoids Yasukuni Shrine as Japan marks World War II's end

 

・Reuters

South Korea expresses regret as Japan leaders pay tribute to wartime shrine

靖国参拝をめぐる中国・韓国の見解を書いた記事です。

 

  

 

 

2016-08-18

リオ五輪 「世界中の難民と希望の代表として戦う」難民選手団


 

⇒関連記事

・The Guardian

 

⇒関連動画

The Independent

  

余談ですが、「難民選手団」をグーグル検索してみたら、予想検索の上から三つ目くらいに「難民選手団 かわいい」というのが出てきました。どうやら、女子100mバタフライ選手、ユスラ・マルディニさんのことのようです(上の記事の写真の方)。たしかに可愛いですよね。しかし、さすがネット民はめざと…、いえ、情報が早いですねえ^^;

 

 

 

オリンピックもいよいよ山場ですね。

日本選手、そしてすべての出場選手が実力を発揮できますように! 

 

 

 

 

今日は以上です。

短めでしたが、少しでも皆さんの英語学習のお役に立てれば嬉しいです。

 

では、今日もよい一日を!

 

  

 

 

 ⇊参加しています。

更新の大きな励みになっています。ありがとうございます

 

 

 

 

 

 

お知らせ

こんにちは。RIEです。

 

本日、都合により、ブログをお休みさせていただきます。

開始以来、これまで一日も休まず続けてきたこのブログ。


更新記録が途絶えるのは残念ですが(誰も気にしてないって)、生活があるので仕方がありません。

 

明日から通常の社説…のはず!

さらにパワーアップしてお送りしますね^ ^


今後ともよろしくお願いします。

皆さん、良い一日をお過ごしくださいね。

 

 

 

※一度アップしたものから、改訂して再掲しました。「イイね!」を下さった方、申し訳ありませんm(_ _)m



⇊参加しています。
いつも励みになっています。ありがとうございます!!

 

リオ五輪 「世界中の難民と希望の代表として戦う」難民選手団

こんにちは。RIEです。

今日のテーマは、「リオ五輪 難民選手団 」です。

 

ますます盛り上がってますね、リオ五輪!

日本チームも快進撃のようで、「日本でその熱気を味わいたかった~」と、PCの前で一人悔しがっています。

 

 

ここシンガポールでも、同国51年の歴史上、初の五輪金メダリストが誕生しました!

競泳男子100メートルバタフライのジョセフ・スクーリングさん。

21歳と若い彼ですが、一躍、国の英雄になりました。


 

 

勝敗の行方もさることながら、様々な人生ドラマが垣間見られるのが、五輪の面白いところです。

 

人生といえば、命の危険や家族との別離という、辛く重いものを背負いながら出場したのが、今回の五輪で始めて結成された「難民選手団」の皆さんです。

 

 

五輪をご覧になっている方なら、もうお馴染みなのではないでしょうか。

 

念のため、Wikipedia のページより、説明を抜粋しますね。

  • 「難民となり母国から出場ができない選手で構成された複数地域の混合チーム。同難民選手団は全10名で、出自はシリアやコンゴ民主共和国、エチオピア、南スーダンと様々で、内戦や政情不安などで他国に逃れた経緯がある」

 

 

 

本日は、同選手団について書かれた、毎日新聞の社説を読んでいきます。

 

なお、今日のタイトルの「世界中の難民と希望の代表として戦う」というのは、選手の一人、女子競泳のユスラ・マルディニさんの言葉です。

 

 

 

 ☆今日の社説

・毎日新聞 2016年8月13日社説

 「リオ難民チーム 夢舞台から問いかける」

 

 ・The Mainichi 毎日新聞英文サイト (上記社説の英訳)

”Refugee athletes in Rio raise awareness about realities of world”

 

  

 

☆内容ポイント

・リオデジャネイロ五輪では、五輪史上初めての試みとして「難民選手団」が結成された。苦難を乗り越えて参加した10人の選手たちに心から声援を送りたい。彼らの存在は、現在6500万人を超える難民や国内避難民を勇気づけるだろう。

 

・難民チームの選手は水泳、柔道、陸上などに参加し、観客から温かい声援を受けている。彼らには代表する国がないが、五輪憲章に「(五輪は)選手間の競争であり、国家間の競争ではない」とあるように、特定の国ではなく「世界中の難民と希望の代表として戦う」という姿勢は五輪精神の原点とも言えるだろう。

 

・難民チームの存在は、世界の厳しい現実の反映でもあり、私たちも重い問いかけとして受け止める必要がある。4年後の東京五輪で、難民選手が祖国の代表として参加できるになるには何をすべきか。五輪を通じて皆で考える機会にしたい。

 

 

 

☆単語メモ

  • 「難民選手団」   - "Refugee Olympic Team (ROT)" 
  • 国旗も国歌もない   - no national flags or anthems 
  • 五輪史上初   - for the first time in Olympic history,
  • 戦乱で故郷を追われ   - be driven out of their war-ravaged countries 
  • 国内避難民   - internally displaced people
  • 一握りの   - just a handful of ...
  • 国際オリンピック委員会(IOC)   - the International Olympic Committee (IOC)
  • 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)   - the United Nations High Commissioner for Refugees
  • ~との協力で   - in conjunction with...
  • 40人余りのスポーツ選手   - 40-plus athletes 
  • 内戦下のシリア   - civil war-torn Syria
  • エーゲ海   - the Aegean Sea 
  • 予選   - preliminary heat 
  • タイム順では全体の41位    - ”her time placed her 41st overall”
  • 準決勝進出   - reach the semifinals 
  • 観客の温かい拍手を受ける   - receive warm applause from spectators 
  • コンゴ共和国の内戦下で    - the war-torn Democratic Republic of the Congo 
  • 2人の柔道選手   - two judoka 
  • 南スーダン   - South Sudan
  • 五輪憲章   - the Olympic Charter 
  • 1994年のリレハンメル冬季五輪   - the Lillehammer Winter Olympics in 1994
  • シリアの内戦   - the civil war in Syria 
  • 東京五輪    - the 2020 Tokyo Games
  • 祖国の代表   - representatives of their countries of origin 
  • 五輪を通じて   - during and after the Rio Games

 

 

☆今日の使える表現

 

・~に心から声援を送る   - send hearty cheers to ...

戦乱で故郷を追われ、苦難を乗り越えて夢の舞台に立った10人の選手たちに心から声援を送りたい。 

We hereby send hearty cheers to the 10 ROT members, who are living their dreams after being driven out of their war-ravaged countries and experiencing many difficulties.

 

 

・「その思いは複雑だろう」   - "They may well be harboring mixed feelings."

だが難民チームの選手には代表する国がない。その思いは複雑だろう

Since ROT athletes have no countries to represent, they may well be harboring mixed feelings. 

 

 

・五輪精神の原点   - represent the very origin of the Olympic spirit

 特定の国ではなく、「世界中の難民と希望の代表として戦う」(マルディニさん)という姿勢は五輪精神の原点とも言えるのではないだろうか。

Mardini's pledge to compete as a representative of refugees around the world, not of a specific country, may represent the very origin of the Olympic spirit.

 

 

・~は増え続けてきた。   - The number of ... has been on the rise.

 1994年のリレハンメル冬季五輪以来、五輪のたびに国連などが休戦を呼びかけてきたが、紛争は繰り返され、難民は増え続けてきた

 Ever since the Lillehammer Winter Olympics in 1994, the United Nations and other organizations have called for cease-fires every time the Games were held, but wars continued and the number of refugees has been on the rise

 

 

 

☆より詳しく知りたい方へ(UNHCRのウェブサイト)

 

今日は、「難民選手団」についてでした。

 

同選手団について、より詳しく知りたい方は、以下のUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のウェブサイトがおすすめです。

 

 

10人の選手それぞれのプロフィールやインタビュー動画もあります。

 

 

 

☆過去記事紹介 

 

難民選手団については、先日の当ブログ「今週のレビュー」でも、関連の英文記事を載せました。

よろしければ合わせてご覧ください^^


 

リオ五輪関連としては、こちらの過去記事もあります。

 

 

 

本日の社説は以上です。

 

今日はどんなドラマが生まれるのでしょうか。楽しみですね^^

皆さん、良い一日をお過ごしください。

 

 

 

 

 ⇊参加しています。

日々更新の励みになっています。ありがとうございます!!

 

終戦記念日の英語(その2) ~英訳版も美しい、陛下の「おことば」~

こんにちは。RIEです。

昨日に引き続き、今日のテーマは、「8月15日・終戦記念日」です。

 

 今日は読売新聞の社説からです。

  「終戦記念日」の社説がいつもの倍の長さだったので、二回に分けてお送りしています。

 

今日は下記リンクの社説中盤、「♦秩序に挑むのは中国だ」から、ラストまでです。

 

 

読売新聞社のサイトでは、社説は一定期間(約二週間)後にリンク切れとなります。ご注意ください。

 

 

 ☆今日の社説

・読売新聞 2016年8月15日社説

 「終戦の日 確かな「平和と繁栄」を築こう」

 

 ・The Japan News (上記社説の英訳)

”War-end anniversary start for constructive peace, prosperity”

  

 *リンク切れになりました…(9/7)

 

  

 

☆単語メモ

  • 南京事件   - the Nanjing Incident
  • 「南京大虐殺の文書」  - “Documents of the Nanjing Massacre”
  • ユネスコ世界記憶遺産   - the UNESCO’s Memory of the World list
  • 「抗日戦勝記念日」  - the anniversary of the country’s “victory” in the “War of Resistance Against Japan”
  • 約30カ国の元首・首脳   - 30 heads of state and leaders of the world
  • 「戦勝国」   - “victorious nation”
  • 「戦勝国外交」  - China’s foreign policies as a “victor country,”
  • ”歴史共闘”    - join hands with China in addressing issues related to historical perception
  • 慰安婦問題   - the issue of the so-called comfort women
  • 元慰安婦   - former comfort women
  • ~に10億円を拠出する   - contribute ¥1 billion to ... 
  • 慰安婦像   - a comfort woman statue 
  • 旧日本軍    - the now-defunct Imperial Japanese Army 
  • 史実の歪曲   - distortions of various historical facts 
  • 的確に反論する   - appropriately refute ... 
  • ロシアとの北方領土問題   - the issue of the northern territories with Russia
  • (ロシアとの)未解決の戦後処理問題   - pending postwar issues with Russia
  • ロシアのクリミア併合   - Russia’s annexation of Crimea 
  • プーチン大統領   - Russian President Vladimir Putin
  • ロシア極東   - Russia’s Far East 
  • 平和と繁栄   - the peace and prosperity 

 

 

 

☆今日の使える表現

 

・~の共感を得る   - win empathy from the international community

だが、東・南シナ海で力による海洋秩序の変更を試みる一方、自らが国際秩序の側にあるように喧伝けんでんする「戦勝国外交」は、国際社会の共感を得ていない。

Yet China’s foreign policies as a “victor country,” in which it proclaims that it backed the international order, while trying to change the international maritime order in the East and South China seas through force, has not won empathy from the international community.

 

 

・~に反対する姿勢を崩す   - relax one's stance of opposing ...

ただ、元慰安婦支援団体などは、財団に反対する姿勢を崩していない。

Yet a support group for former comfort women and others have not relaxed their stance of opposing the foundation.

 

 

・~年を経ても   - even after the passage of ~ years since ...

71年を経ても未解決の戦後処理問題を決着させ、日露平和条約を締結するには、一段と戦略的なアプローチが求められる。

A more strategic approach is required for Japan to resolve pending postwar issues with Russia, which remain unsettled even after the passage of 71 years since the end of the war, and conclude a peace treaty.

 

 

・戦没者の思いに応える   - respond to hopes of those who lost their lives during the war

先の大戦で犠牲となった戦没者の思いに応えることにもなろう。

Such efforts will also contribute to responding to hopes of those who lost their lives during the war.

 

 

 

☆天皇陛下のおことば

宮内庁のウェブサイトに、8月15日の戦没者追悼式での天皇陛下のおことばが掲載されていました。

 

主な式典におけるおことば(平成28年):天皇陛下のおことば - 宮内庁

 

公式英訳はこちらです。

Addresses by His Majesty the Emperor (2016) : Addresses by His Majesty the Emperor - The Imperial Household Agency

*昨日の式典でのおことばは、和英それぞれのページの一番下にあります。

 

 

今回の陛下のおことばは長くはありませんでしたが、一語一語が考え抜かれた内容であるように感じました。

 

このようなスピーチを、いかに的確に、かつ想いが伝わるように訳すのか。

自分でも英訳を試みましたが、どうも単調な文章にしかならず、「違う感」が半端ない感じです。。

 

公式の英訳をみると、格調高い表現を使い、とても丁寧に訳してあるのがわかります。

天皇陛下のおことばを通訳(翻訳)するような機会は、私には今後ないかもしれませんが、この美しい英訳を暗唱できるくらい読み込み、自分の血肉にしたいと思います。 

 

 

 

 

今日は以上です。

日本では猛烈な台風が北上中とのこと、被害が広がらないことを祈っています。

皆さん、気をつけてお過ごしくださいね。

 

 

 

 

 ⇊参加しています。

日々更新の励みになっています!ありがとうございます!

 

日本人として知っておきたい。終戦記念日の英語(その1)

こんにちは。RIEです。

今日のテーマは、「8月15日・終戦記念日」です。

 

 

昨日は、71回目の終戦記念日でした。

毎年、この時期には、戦争の惨さを改めて知るとともに、平和な時代に生まれた有難さと責任を感じ、身が引き締まる思いがします。

 

 

 

日本武道館では、政府主催の全国戦没者追悼式が行われたそうです。

 

 

中韓の反発が予想されていた、閣僚の靖国神社参拝については、結局、安倍首相と稲田防衛相が参拝見送り、高市総務相と丸川五輪相が参拝、となりました。


 

 

今日は読売新聞の社説からです。

昨日の社説はいつもの倍の長さだったので、チェックした単語や表現もかなりの量になりました。

大事なテーマですので、今日、明日の二回に分けて、丁寧にお送りしますね^^

 

今日は下記リンクの社説の冒頭から、中盤の「♦秩序に挑むのは中国だ」の前までです。

 

 

 読売新聞社のサイトでは、社説は一定期間(約二週間)後にリンク切れとなります。ご注意ください。

 

 

 

 ☆今日の社説

・読売新聞 2016年8月15日社説

 「終戦の日 確かな「平和と繁栄」を築こう」

 

 ・The Japan News (上記社説の英訳)

”War-end anniversary start for constructive peace, prosperity”

 

 *リンク切れになりました…(9/7)

 

 

 

  

☆内容ポイント

 ・71回目の終戦の日を迎えた。310万の戦没者を追悼し、平和への誓いを新たにする日である。当日は政府主催の全国戦没者追悼式が行われる。

 

・「原爆投下」と「真珠湾攻撃」は、日米の不幸な歴史のトゲのような存在だった。しかし最近では、広島と真珠湾それぞれで様々なレベルでの日米交流が進み、和解の舞台へと変わりつつある。

 

・米国と対照的に、中国は歴史を外交カードにし続けている。韓国は対日関係の改善に転じたが、慰安婦問題については反発がさらに広がっている。日本政府は、史実の歪曲に対しては的確な反論を続けねばならない。また、中国に国際社会のルールの順守を働きかける必要がある。

 

・ロシアとの北方領土問題についても、政府は戦略的なアプローチで打開の道を探るべき。各国との建設的な関係を追及し、戦後日本が築いてきた平和と繁栄をより確かなものとしたい。それが先の大戦の戦没者の思いに応えることにもなるだろう。

 

 

 

☆単語メモ

  •  71回目の終戦の日   - the 71st anniversary of the end of World War II
  • ~を追悼する   - mourn ...
  • 政府主催の全国戦没者追悼式   - a government-sponsored memorial service for the war dead
  • 昭和天皇    - Emperor Showa
  • 戦闘の終結    - the end of all combative activities 
  • 米戦艦ミズーリ号    - the USS Missouri / the Battleship Missouri
  • 連合国   - the Allied Powers
  • 降伏文書   - an instrument of surrender 
  • ハワイ・ホノルルの真珠湾   - Pearl Harbor in Honolulu
  • 日本の奇襲攻撃   - the Japanese surprise attack
  • 「ノーモア・ヒロシマ」   - “No more Hiroshimas”
  • 「リメンバー・パール・ハーバー」  - “Remember Pearl Harbor!”
  • 「原爆投下」  - the atomic bombings
  • 「真珠湾攻撃」  - the Pearl Harbor attack
  • 日米の不幸な歴史のトゲ    - thorns in an unfortunate piece of Japan-U.S. history
  • 中国の江沢民国家主席(1997年当時) - then Chinese President Jiang Zemin 
  • ファシストの侵略   - the fascist invasion
  • 和解の舞台    - a theater of reconciliation
  • 折り鶴    - a tiny folded paper crane / an origami crane
  • 広島平和記念公園   - Hiroshima Peace Memorial Park 
  • 「原爆の子の像」   - the Children’s Peace Monument
  • 遺族連合艦隊司令長官・山本五十六   - Isoroku Yamamoto, commander in chief of the prewar Combined Fleet
  • オバマ米大統領の広島訪問   - a visit to Hiroshima by U.S. President Barack Obama 
  • 英断   - a wise decision 
  • 非人道的な行為   - inhumane action
  • ~から謝罪を求める   - demand an apology from 
  • 成熟した日米関係   - the mature nature of Japan-U.S. relations
  • 先の大戦への反省とお詫び   - “remorse and apology” for Japan’s wartime actions
  • 改めて表明する   - express anew 
  • ~を外交カードにする   - use ... as a diplomatic card
  • 言い放つ   - say bluntly

 

 

☆今日の使える表現

 

・~への誓いを新たにする   - renew one's vow for...

 先の大戦で亡くなった310万の人々を追悼し、平和への誓いを新たにする日である。

 This day offers an opportunity to mourn the 3.1 million people who died in the war and renew our vow for peace.

 

 

・長く…として定着している   -  have long been established as ...

昭和天皇が国民に終戦を伝えた8月15日が、日本では長く終戦記念日として定着している。

Aug. 15 has long been established as the anniversary of the war’s end, marking the same day in 1945 when Emperor Showa told the people of the war’s termination.

 

 

・~肩を並べて…と戦う   - stand side by side in the fight against...

1997年に中国の江沢民国家主席が真珠湾を訪問した際、「ファシストの侵略に対して中米両国民は肩を並べて戦った」などと演説したこともあった。

During a visit to Pearl Harbor in 1997, then Chinese President Jiang Zemin made a speech in which he said the Chinese and the Americans had “stood side by side in the fight against the fascist invasion.”

 

 

・~にくさびを打ち込む   - drive a wedge into ...

米中の連携を強調し、日米同盟にくさびを打ち込もうとしたものだ

His speech was intended to emphasize cooperation between the United States and China, and thereby drive a wedge into the Japan-U.S. alliance.

 

 

・多くの心を打つ   - go right to the hearts of many people

(オバマ大統領の)17分間に及ぶ声明は多くの人の心を打った

 His 17-minute remarks went right to the hearts of many people

 

 

 

 

 ☆「終戦記念日」に定訳はあるのか問題

 

昨日の新聞社説も、ほとんどが「終戦記念日」がテーマだったようです。

 

ところで、「終戦記念日」ですが、正式な定訳はあるのでしょうか。

 

私はパッと思い浮かばなかったので、アルクの英辞郎くんに聞いてみたのですが、出てきた英訳の数、なんと10個

  • anniversary commemorating the end of the war
  • anniversary of Japan's surrender in World War II
  • anniversary of Japan's World War II surrender
  • anniversary of the end of the conflict
  • anniversary of the end of the war
  • anniversary of the end of World War II
  • anniversary of the World War II surrender
  • day marking the end of World War II
  • day World War II ended
  • war-end anniversary

 

 

これはもう、「好きなのを使っていい」ということでしょうか?

 

ちなみに、一昨日の朝日、読売、毎日の社説をざっと見たところ、文中では以下が使われていました。

 

  • the 71st anniversary of the end of World War II
  • War-end anniversary
  • the anniversary of the war’s end
  • the Aug. 15 anniversary of the end of World War II
  • the 70th anniversary of the end of the war (文脈上「戦後70年」)

 

 

うーん、実にいろいろですね。。

 

個人的には、”the 71st anniversary of the end of World War II” が、説明的でわかりやすいかなという気もします。

 

しかし同通となるとそれでは長すぎるでしょうし、まあ、適宜、文脈や尺などに合わせて選んでいこうと思います!

 

 

 

今日は以上です。続きはまた明日^^

良い一日をお過ごしくださいね。

 

 

 

 

 ⇊参加しています。

日々自転車操業の当ブログ。皆さまの応援がいつも励みになっています!

ありがとうございます!

 

【コラム】 シンガポールでポケモンGO☆ 「有給ポケモンマスター」募集中!

おはようございます。RIEです。

お盆休み真っただ中ですね。

今日は社説は一休みして、肩の力のぬけた記事をお届けします。

 

題して、「シンガポールでポケモンGO☆」

「有給ポケモンマスター」の募集要項もありますよ(注:本物の求人です)。

 

 

7月26日の当ブログ、テーマが「ポケモンGO」だったのですが、覚えていらっしゃいますでしょうか。

 

 

当時は、まだ日本での配信が始まったばかり。

シンガポールではまだプレイできず、私も、記事中で「まだ様子見ですが、一度手にしたら、絶対にハマる自信があります。(略)もし今後このブログの更新が途絶えたら、ポケモン探しの旅に出たと思ってください(笑)」と書いてました。

 


しかし、その後、シンガポールでポケモンがリリースされ、携帯を手にフラフラとさまよう人々が周りに目につくようになり…

 

様子見していた私ですが、やはり、誘惑に勝てませんでした。。

 

ついに、ポケモンGOデビューです。

 

ダウンロードしてから、かれこれ一週間。

た、楽しいですね…!!

 

 

 

シンガポールでも、あっという間に大人気になりました。

関連ニュースをいくつかお届けします。

 

 

1.Channel News Asia ウェブサイト記事

シンガポールで夜間に集団でゲームに興じる若者が急増中というニュース。

ある住宅地内の公園では、近くの屋台の売り上げが倍増したとか。地域レベルでポケモン特需が起きているようです。 


 

 

2.The Straits Timesウェブサイト記事

一方で、騒音やゴミ投棄など、ゲームをしない住民側からは苦情が出ているそうです。

このあたりは世界共通でしょうか。


 

 

 3.「ポケモンマスター」求人について

そして、なんでも最先端大好きのシンガポール。

ついに「有給ポケモンマスター」の求人まで出てしまいました。

 

「ポケモンマスター募集!年齢性別経験不問。契約期間3カ月」

 

数日前、あるイベント企画会社がFacebookに掲載した求人広告です。

 

「ポケモンGOに精通し、ポケモンハントツアーやポケモンウォーキングツアー、ゲームに関するレクチャーなど、各種アクティビティ、ワークショップを開催できる人材募集。契約期間は3か月」とのこと。

 

 

あっという間に、シンガポールだけでなく、フィリピン、イスラエル、トルコ、スウェーデンやブラジルなどからも1,000通以上の応募があったそうです。

ポケモン好きにはたまらない仕事ですよね。

 

ことの詳細や会社側のインタビューなどは、以下のYahoo Singapore記事をご覧ください。


 

募集をかけた会社のウェブサイトには、「ポケモンマスター・オーディションのお知らせ」が載っています。

8月15日現在、まだ募集中のようです。

我こそは!と思われる方、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?!

(労働ビザは出るかは不明ですが^^)


 

 

 

ポケモンマスターに応募はしませんが、 私も最近はヒマがあれば携帯を持ってフラフラしております。

 

土曜夜のマリーナ・ベイ・サンズ周辺。

人もポケモンの数もすごいです。

 f:id:JIJI-English:20160814182706j:image

 

 

シャワーズもいました。

f:id:JIJI-English:20160814182719j:image

 

 

水辺のためか、コイキングが大量発生していました。もはや途中からスルー。

 f:id:JIJI-English:20160814182501j:image

 

 

 

 

まあ、そのような感じで大いに楽しんでおります。

 

ポケストップを訪れることで、今まで気に留めていなかったオブジェやモニュメントの名前を知ったり、地元の人々と話すきっかけになったりと、「ポケモンGOのおかげでシンガポールがますます好きになる」という意外な副産物がありました。

 

 

 

とは言え、元々ポケモン世代ではない私。

 

ジムで闘うでもなく、ひたすらコレクションして楽しむだけなので、「ブログ休止してポケモン探しの旅に出る」という事態には至っていません。

 

社説も変わらず読んでますよ!ご安心ください(笑)

 

 

 

今日はすっかり休日モードの記事でした。

明日からは通常の社説に戻りますね。

 

皆さん、良い一日をお過ごしください^^

 

 

 

 

 

 

 ⇊参加しています。

日々更新の励みになっています。ありがとうございます!!

 

【まとめ】 今週のレビュー 2016/8/9 ~8/13

 

こんにちは。RIEです。

日本はお盆休み真っただ中のようですね。

久々に実家(または義実家)に帰省中という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

「お盆休みに勉強なんて野暮だよね~。今日は休もうかな~」と、サボり心がむくむくと頭をもたげてきたのですが、考えてみたら、ここシンガポールには連休も何もまったく関係ないのでした。

言い訳はやめて、今日も粛々と英語学習をするとします。社説も読みますよ。

 

 

 

ブログの方は、今日は新しい社説ではなく、恒例の「今週のレビュー」です。

今週学んだ社説のテーマに関連した、英文記事や英語動画をご紹介します。

 

 

比較的さくっと読めそうな記事や軽めの動画を集めました。

スイカや花火に飽きたら、気分転換にご覧ください!

 

 

 

 

がんばれ日本!リオ五輪開幕

日本選手、大活躍のようですね!

これは東京オリンピックがますます楽しみです^^

 

そして、今回のオリンピックで忘れてはならないのが、オリンピック史上初の「難民選手団」の参加です。

 

難民選手団(Refugee Olympic Athletes、ROA)メンバーは、内戦や政情不安などで他国に逃れたシリアやコンゴ民主共和国、エチオピア、そして南スーダンの10人。

今年6月、IOCによって結成されたそうです。

素晴らしい取り組みですね…!

 

 

⇒日本語での詳細はこちら。

オリンピック史上初の難民選手団10人が特別参加 | ニュースをもっと楽しもう 「Social Likers」produced by JCTV

 

 

 

⇒関連動画

The Independent

 

 

 

 

三菱自動車 燃費データ偽装問題

 

⇒関連記事

The Japan News

 

 

 

 

どうなる日中関係… 尖閣周辺領海の中国船 

 

⇒関連記事

1. The Guardian

 

2. The New York Times

Japan Protests to China Over Ships Around Disputed Islands

 

 
 
 

祝・新祝日!「山の日」 ~英語で「山の豊かさ・恵み・厳しさ」とは?~

 

⇒関連動画

Bloombergで「山の日(Mountain Day)」のニュース動画がありました。

特派員の方が「日本人は働きすぎだから、休みを取ることを強要(force)されるんですよ」と言っています(笑)

Mountain Day: Can a New Holiday Boost Japan's Economy?

 

 

 

 

2016-08-13

今さら聞けない?「IoT(モノのインターネット)」

 

⇒関連動画

話題の「IoT」だけあって、TEDでもいくつか関連スピーチがあったようです。

そのうち一つをご紹介します。

 

What is the Internet of Things? And why should you care? | Benson Hougland | TEDxTemecula

 

 

 

 

今日は以上です。

「英語学習に夏休みなどない!」という、やる気あふれる皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

 

 

 

 

早いもので、当ブログを始めてから一か月半がすぎました。

日々、自転車操業で更新中ですが、フィードバックやコメントをいただくことが、とてもよい励みになっています。

今後ともよろしくお願いいたします^^

  

  

 

 

 ⇊参加しています。

現在、「英語学習法」カテゴリー第一位!ありがとうございます!!

 

 

 

 

 

 

今さら聞けない?「IoT(モノのインターネット)」

 

おはようございます。RIEです。

今日のテーマは、「IoT の活用」です。

 

 

 近年、政府や産業界、マスコミなどで何かと話題の「IoT (Internet of Things)」

 日本語では「モノのインターネット」と訳されています。

 

「何を今さら」という方も、「初耳だ」という方もいらっしゃるかと思います。

そして、「ぼんやりとはわかるけど、いざ説明するとなると...?」という方も(お仲間です!)。

 

 

 

そこで、本日は、日本政府が認めたエキスパートにお越しいただきました。

 

この方々です!!

 

パケット君・パケットちゃん

 

 

 

 

左から、「パケットくん」と「パケットちゃん」。

総務省ウェブサイト「情報通信白書 for Kids」キャラクターのお二人です。

情報通信白書forKids

 

 

 

 

早速、質問してみましょう! 

 

 

Q: パケットくん、「IoT」って何? 

 

A: 「パソコンや携帯電話、スマートフォンなど情報通信機器をインターネットにつなげることで、メールのやりとりや情報交換など、人と人とのコミュニケーションが楽にできるようになったね。


このインターネットに、情報通信機器だけでなく、自動車や家電など、ありとあらゆるモノをつなげ、生活をさらに便利にしようとする動きがあるんだ。


インターネットがモノにつながることを「Internet of Things(インターネット オブ シングス)」、略して、「IoT(アイ・オー・ティー)」とよばれているよ。」

 

 

とのことです。

わかりやすい!ありがとう、パケットくん!!

 

 

 

パケットくんの回答部分は、以下のサイトから引用させていただきました。

もっと詳しく知りたい方は、ぜひリンクへどうぞ。

体裁こそ「for Kids」ですが、情報量が多く、知識ゼロから情報通信の基礎を学ぶには非常に有益なサイトです。

 

 

 

本日は、読売新聞の社説からです。

日本の経済成長のため、IoTをいかに有効活用できるかを論じています。

 

読売新聞社のサイトでは、社説は一定期間(約二週間)後にリンク切れとなります。

ご注意ください。

 

 

 

 ☆今日の社説

・読売新聞 2016年8月10日社説

 「IoTの活用 攻めの投資で成長底上げ図れ」

 

 ・The Japan News (上記社説の英訳)

”Japan must invest more actively in IoT to jack up economic growth”

  

 *リンク切れになりました…(9/7)

 

 

 

 

☆内容ポイント

・総務省の2016年版の情報通信白書は、あらゆるモノがインターネットでつながる「IoT」など最新技術の活用で、経済成長力を底上げできると指摘した。IoTの有効活用には、官民を挙げた取り組みが欠かせない。

 

・生産年齢人口が大幅に減少するなか、経済成長の実現には企業の生産性の向上が不可欠である。白書は「労働力不足に対処するため、積極的なICT(情報通信技術)投資を行うことが重要」と指摘する。日本企業は、業務効率化やコスト削減などの「守りの投資」だけでなく、ネット技術を利用して新製品やサービスを生み出す「攻めの投資」を行うべき。

 

・IoTや人工知能(AI)の研究開発と普及、ロボットの導入、起業家精神を持った経営者の創業支援など、今後は、産学官が連携するオールジャパン体制で挑むことが必要である。

 

 

 

☆単語メモ

  •  IoT   - the Internet of Things (IoT)
  • 成長底上げ   - jack up economic growth
  • あらゆるモノをインターネットでつなげる   - connect all kinds of devices via the internet
  • 総務省   - the Internal Affairs and Communications Ministry
  • 2016年度版の情報通信白書   - The white paper on information and communications for fiscal 2016
  • 経済成長力   - the nation’s economic growth potential
  • 内閣府   - the Cabinet Office
  • 生産年齢人口   - the population of productive workers 
  • 製品の販売動向    - sales-trend data for products 
  • リアルタイムで   - in real time 
  • 部品調達    - the procurement of their parts and components 
  • 人員配置   - personnel assignments 
  • 輸送手段   - the means of transportation 
  • 生産・物流体制   - production and physical distribution systems 
  • ICT(情報通信技術)   - information and communication technology
  • 業務効率化   - streamlining business operations 
  • 「守りの投資」   - “defensive investments”
  • 「攻めの投資」   - “aggressive investments” 
  • ネット技術   - internet-enabled technologies
  • ~と~を仲介する   - serve as a go-between for ... and ...
  • 一般車両   - privately owned passenger vehicles
  • 「IoT進展度」   - “degree of progress in the use of IoT” 
  • 高い技術力で   - thanks to its high technological expertise
  • 基本ソフトウェア(OS)   - operating systems 
  • ネットを使った通販サービス   - mail-order services via the internet
  • 人工知能(AI)   - artificial intelligence technologies 
  • 起業家精神   - an entrepreneurial spirit 
  • AIの研究拠点   - research bases for artificial intelligence 
  • ロボットの導入   - the introduction of robotics 
  • 創業支援   - support the start-up of new businesses 

 

 

 

☆今日の使える表現

 

・~に牛耳られる   - be dominated by ...

だが、基本ソフトウェア(OS)はマイクロソフトやグーグルに牛耳られている

But the market for operating systems is dominated by Microsoft Corp. and Google Inc.

 

 

・~に後れを取る   - lag behind ...

ネットを使った通販サービスの展開でもアマゾンなどに後れを取った

Likewise, in the operation of mail-order services via the internet, Japanese companies have lagged behind such foreign companies as Amazon.com, Inc.

 

 

・同じてつを踏んではなるまい。   - "Such mistakes must not be repeated."

同じ轍を踏んではなるまい

Such mistakes must not be repeated.

 

 

・産学官が連携するオールジャパン体制   - with the all-inclusive cooperation of businesses, academia and government entities

産学官が連携するオールジャパン体制で、IoTや人工知能(AI)の研究開発と普及を図りたい。

Research and development in IoT and artificial intelligence technologies and their promotion should be pursued with the all-inclusive cooperation of businesses, academia and government entities.

 

 

 

 

☆動画紹介

 

IoTについて、わかりやすい英語動画を紹介します。

少し前になりますが、私はこの動画をみて、「IoTとは何か」が初めてはっきり理解できた気がしました。

 

”Internet of Things explained simply” 


 

 

今後、無限の可能性がありそうな分野です。

注目していきたいですね ^^

 

 

 

 

今日は以上です。

皆さん、良い週末をおすごしくださいね。 

 

 

 

 ⇊参加しています。

現在、「英語学習法」カテゴリー第一位!励みになります。ありがとうございます!!

 

祝・新祝日!「山の日」 ~英語で「山の豊かさ・恵み・厳しさ」とは?~ 

おはようございます。RIEです。

今日のテーマは、「山の日 自然との付き合い方」です。

 

 

昨日8月11日は、「山の日」でした。

今年から国民の祝日がまた一つ増えたのですね^^

めでたい限りです!

 

 

「山の日」制定についての背景や、日本の祝日制度については、以下のサイトに詳しい説明がありました。

 

 

これで日本の祝日は、年間16日となりました。

ほかの先進国と比べると多い方だそうです。

むかし日本の職場で一緒に働いていた外国人が、「日本は祝日が多くていいなあ!」と喜んでいたのを思い出します。

 

まあ、日本の企業文化では、自分の好きな時にバケーションを取るのはなかなか難しいですから、政府がこうしてお休みを決めてくれると助かりますよね(切実)。 

 

 

祝日となった11日には、山のレジャーやハイキングを楽しんだ方も多かったようです。

今日は「山の日」にちなみ、自然との上手な付き合い方がテーマの社説です。

 

 

 

今日は、読売新聞の社説から。

読売新聞社のサイトでは、社説は一定期間(約二週間)後にリンク切れとなります。ご注意ください。

 

 

 

 ☆今日の社説  

・読売新聞 2016年8月11日社説

 「山の日 自然との付き合い方を学ぼう」

 

 ・The Japan News (上記社説の英訳)

”Mountain Day a great opportunity to learn about coexisting with nature”

 

*リンク切れになりました。

 

 

 

☆内容ポイント

・8月11日は、「山の日」。2014年に制定され、今年から新たな国民の祝日となった。各地で登山イベントや記念フォーラムなどが企画されている。日本の山々の豊かさ、恵みと厳しさへの理解を深め、自然との上手な付き合い方を学ぶ日にしたい。

 

・登山者の裾野は広がり、気軽で新しい登山スタイルも生まれた。しかし、遭難事故の多発が気がかりである。自らの体力や技術に見合った、無理のない登山計画を立てるべきである。14年9月の御嶽山噴火の教訓を生かし、十分な装備の準備、避難場所の下調べ、登山届の事前提出などを敢行したい。

 

・世界文化遺産の富士山でさえ、ゴミの投棄が問題になっている。マナー啓発や清掃活動など環境保全の取り組みを官民一体で進める必要がある。

 

 

 

☆単語メモ

  • 「山の日」   - Mountain Day
  • 国民の祝日    - a national holiday 
  • 山々の豊かさ   - the richness of Japan’s mountains
  • (山々の)恵みと厳しさ   - blessings and harshness
  • 自然との上手な付き合い方   - how to coexist well with nature
  • 「海の日」   - Marine Day 
  • 改正祝日法   - the revised National Holiday Law 
  • 山に親しむ機会   - the opportunity to come close to mountains 
  • 山の恩恵   - the benefits of mountains
  • 山頂でご来光を望むツアー   - tours to watch the sunrise from mountain peaks 
  • 記念フォーラム   - commemorative forums 
  • 山に接する    - become more familiar with mountains
  • 登山人口    - the number of people climbing mountains 
  • 700万~800万人台で推移する   - hover between 7 million and 8 million
  • 山岳遭難   - mountain accidents 
  • 統計史上   - since records began being kept
  • 滑落   - sliding down 
  • 転倒   - stumbles
  • 無理のない登山計画   - reasonable climbing plans
  • 「山のグレーディング」    - a “mountain grading” system
  • 「にわかパーティ」   - an “improvised climbing party”
  • 新しい登山スタイル    - new mountaineering styles 
  • 御嶽山噴火   - the eruption of Mt. Ontake 
  • 万一に備える  -  prepare for a contingency
  • 避難場所   - evacuation sites 
  • ~の下調べをする   - examine ... beforehand
  • 山が育む    - be nurtured by mountains
  • 森林資源   - forestry resources
  • 地下水   - groundwater
  • 生態系    - the ecosystems 
  • 世界文化遺産の富士山   - Mt. Fuji, a World Cultural Heritage site
  • ゴミの投棄   - the dumping of garbage
  • 清掃活動    - clean-up activities 
  • (登山者への)マナー啓発   - educate climbers about proper manners and etiquette

 

 

☆今日の使える表現

 

・~の意見を受けて   - in line with the views of ...

 「海の日があるのに、アンバランス」という山岳団体などの意見を受けて、2014年に制定された。

Mountain Day was established in 2014 in line with the views of mountaineering groups and others who felt it was “unbalanced” to have Marine Day but nothing to celebrate the nation’s mountains.

 

 

・~の裾野のさらなる広がりが期待される   - the range of people who... will grow even further

今後は、登山者の裾野のさらなる広がりが期待されよう

There are expectations the range of people who go mountain-climbing will grow even further in the years ahead.

 

 

・~の教訓を生かす   -  lessons from ... will be utilized

御嶽山噴火の教訓を生かしたい。We hope lessons from the Mt. Ontake eruption will be utilized.

 

 

・~にも目を向ける   - give more attention to ...

山が育む森林資源や地下水、生態系の保護にも目を向けることが大切だ。

 It also is important to give more attention to the protection of forestry resources, groundwater and the ecosystems that are nurtured by mountains.

 

 

 

 

今日は、新しい祝日「山の日」についてでした。

 

CNNのウェブサイトにも、関連ニュースがありました。

日本の山々の美しい写真がなんと18枚も!写真だけでも見る価値ありです。

日本は美しい国ですねえ…^^


 

 

 

今日は以上です。

 

昨日からお盆休みに入ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ゆっくり休んでくださいね^^

 

お休みの方も、お仕事中の方も、どうぞ良い一日を! 

 

 

 

 

 ⇊参加しています。

現在、「英語学習法」カテゴリー第一位!ありがとうございます!!