社説でまなぶ時事英語

「時事英語を学びたい!でも英字新聞を毎日読む時間なんてない!」 そんなあなたのための、一日一記事 ・5分で身につく時事英語。日本語の新聞社説とその英語版を読み比べ、時事英単語&使える日英表現をまとめています。

どうなる日中関係… 尖閣周辺領海の中国船 

 

おはようございます。RIEです。

今日のテーマは、「中国船による尖閣周辺領海侵入」です。

 

当サイトで何度目かの中国の軍事ネタですが、今回は南シナ海ではありません。

尖閣諸島の方です。

日本にとっては、より差し迫った問題といえそうです。

 

 

ここ数日、中国が多数の公船による尖閣領海への侵入を繰り返し、示威活動をエスカレートさせているとのこと。

ニュースで映像をご覧になった方も多いと思います。

 

 

 

今日は毎日新聞の社説からです。 

念のため、尖閣諸島や南シナ海周辺の位置関係については、以下の地図をご覧ください。

こちらのサイトからお借りしました。)

 

 

 

 ☆今日の社説

・毎日新聞 2016年8月10日社説

 「尖閣沖の中国船 挑発やめ真剣な対話を」

 

・The Mainichi 毎日新聞英文サイト (上記社説の英訳)

”China must show self-restraint over Senkakus to restore trust”

 



 

 

☆内容ポイント

・中国の公船多数が尖閣諸島周辺の領海侵入や接続水域での航行を繰り返し、日本政府が抗議する事態が続いている。2012年に日本が尖閣諸島を国有化した後、中国は領海侵入を繰り返してきたが、今回は最大規模となる。

 

・中国は、南シナ海をめぐる仲裁裁判所の判決に反発している。今回の件は、中国への国際包囲網を主導するとみられる日本に対する意趣返し、および国内向けに強い姿勢を示す狙いもあるのだろう。

 

・過去の領海侵入事件に加え、最近の中国海軍の活発化、海上ガス田施設でのレーダー設置など、懸念を抱かせる行動が少なくない。こうした挑発は対話の環境を悪化させるだけであり、中国は一方的に緊張を高める行為を自制すべき。 

 

 

・今後、G20、日中韓首脳会談、さらに王毅外相の来日など、日中対話の機会はある。中国の対話への真剣度が問われる。一方、日本も、相互不信の解消のために、本気で関係改善に取り組む姿勢を示す必要がある。 

 

 

 

☆単語メモ

  • 尖閣諸島   - the Senkaku Islands in Okinawa Prefecture / the Senkakus 
  • 領海   - Japanese territorial waters 
  • 中国海警局の公船   - China Coast Guard ships 
  • 接続水域   - Japan's contiguous zone 
  • 対話の環境を悪化させる   - sour the environment for ongoing bilateral dialogue
  • 一方的に緊張を高める   - unilaterally jack up tensions
  • ~を国有化する   - nationalize ... 
  • 日本の実効支配   - Japan's effective control over (the islands)
  • 日中漁業協定   - a Japan-China fishing agreement 
  • 中国漁船   - Chinese fishermen 
  • 排他的経済水域(EEZ)   - Exclusive Economic Zone (EEZ)
  • 仲裁裁判所   - the Permanent Court of Arbitration in The Hague 
  • (中国)包囲網をつくる   - an international effort to encircle China in a bid to pressure Beijing
  • 日中平和友好条約    - the Treaty of Peace and Friendship between Japan and the People's Republic of China
  • 「偶発的」   - a case of mistaken navigation
  • 同じ動きをぶり返す   - revive the same kind of behavior
  • 日中関係の基礎が揺らぐ   - shake the foundation of bilateral relations
  • 東シナ海   - the East China Sea
  • 中国海軍の艦船   - a Chinese Navy warship 
  • 「国際海峡の航行」   - "cruises through international channels." 
  • 準軍事組織   - auxiliary naval units
  • 大量の漁船の集結   - the mass gathering of China's fishing fleet 
  • レーダーの配備   - install radar (on...) 
  • ガス田開発   - the country's ongoing development of gas fields 
  • 日中関係改善に向けた4項目合意   - a four-point plan to improve relations
  • 対話と協議   - dialogue and cooperation 
  • 情勢の悪化を防ぐ   - prevent conditions from deteriorating
  • 危機管理メカニズムの構築   - set up a danger management mechanism
  • 関係改善の動きを改めて軌道に乗せる   - get relations back on the improvement track
  • 中国・杭州   - Hangzhou, China
  • 日中韓首脳会談    - a Japan-China-South Korea summit
  • 中国の王毅(おうき)外相   - China's Foreign Minister Wang Yi 
  • 事態鎮静化に動く   - calm the situation
  • 「中国脅威論」  - the "China threat"
  • 相互不信   - the atmosphere of mutual mistrust 

 

 

☆今日の使える表現

 

・これまで以上に度を越えている   - surpass all those that came previously

 日本の実効支配を突き崩す狙いとみられるが、今回はこれまで以上に度を越えている。 

This was seen as an attempt to shatter Japan's effective control over the islands, which are also claimed by China, but Beijing's recent incursions have surpassed all those that came previously.

 

 

・意趣返し   - a type of revenge

意趣返しの意図や中国国内向けに強い姿勢を示す狙いもあるのだろう。

It seems likely that the recent incursions into Japanese waters are a type of revenge, as well as an effort to make the Chinese government appear strong to its own people.

 

 

・交渉が宙に浮きかける   - negotiations were left up in the air

中国が「偶発的」と釈明し、再発防止を確約して条約締結にこぎつけたが、一時は交渉が宙に浮きかけた

The two countries managed to sign the treaty although negotiations were left up in the air for a short time due to the incident.

 

 

・疑心暗鬼が深まる   - raise suspicions in ...

ただちに軍事利用が可能ではないとしても、相互信頼が欠如する中では疑心暗鬼が深まる

Even if the radar can't be used for military purposes, it will raise suspicions in the current environment of degrading mutual trust.

 

 

・不信感が根強い   - have a deeply rooted distrust of ...

一方で中国には日本が「中国脅威論」を内政や外交に利用しているとの不信感が根強い。

 On the other hand, the Chinese government has a deeply rooted distrust of Japan, which it believes is using the "China threat" for both domestic and diplomatic purposes. 

 

 

 

 

☆その他①

今回の中国の示威的行動につき、日本政府は9日、中国海警局の公船や漁船の動向、政府の対応をまとめた資料を公表しました。

 

ご興味ある方は、以下の外務省ウェブサイトへのリンクをご参照くださいね。

 

外務省ウェブサイト

「平成28 年8月9日 尖閣諸島周辺海域における中国公船及び中国漁船の活動状況について」

 

 

 

☆その他②

「Newsweek日本版」ウェブサイトに、今回の軍事行動の背景である中国の戦略についての考察がありました。

 

「中国の日本に対する挑発的な行動は、中国国内の権力闘争に関係している可能性もある」など、実に興味深いです。


 

 

 

今日の社説は、「中国船による尖閣領海侵入」についてでした。

 

このところ、中国の海洋進出の話題が続きますね。

中国語学習が趣味で、中国人の友人も多い私としては、今後、日中関係がますます冷えこむのではと心配です。

月並みですが、日中両国の人々が地道に「顔の見える交流」を積み重ねることが今こそ必要だと、切に思います。

 

当ブログでも、いつか、日中関係の明るいニュースをお届けしたいものです!

(「社説」の性質上、難しいかもしれませんが^^;)

 

 

 

今日は以上です。

皆さん、良い一日をお過ごしくださいね。

 

 

 

 

 ⇊参加しています。

現在、「英語学習法」カテゴリー第一位!ありがとうございます!!

 

三菱自動車 燃費データ偽装問題

おはようございます。RIEです。

 

今日のテーマは、「三菱自動車 燃費データ偽装問題」です。

 

三菱自動車が燃費試験のデータを不正に操作していた問題で、8月2日、実態解明のために設置された特別調査委員会の報告書が発表されました。

 

 

詳細はこちらをご参照ください。

(記事内リンクには、これまでの経緯もあります。)

 

 

 

企業体質とも絡み、根が深そうな問題ですね。

 

私にとって三菱自動車といえば、今は製造中止になった「ディアマンテ」。

渋いイメージで、かつては「大人になったら乗りたいな~」なんて思っていました。

ユーザーやファンのためにも、再発防止に努めていただきたいものです。

  

 

 

今日は読売新聞の社説からです。

読売新聞のサイトでは、社説は一定期間(約二週間)後にリンク切れとなります。ご注意ください。

 

 

 

 ☆今日の社説

・読売新聞 2016年8月7日社説

 「三菱自燃費不正 意識改革の徹底で再生を図れ」

 

 ・The Japan News (上記社説の英訳)

”MMC must seek reconstruction by rethinking attitude on car production”

 

 

  *リンク切れになりました。

 

 

 

☆内容ポイント

 ・三菱自動車の燃費偽装問題について、第三者による特別調査委員会の報告書が公表された。違法なデータ測定方法の使用、走行データの改ざんなど、長年にわたる偽装の背景が明らかになった。燃費偽装は4車種62万台に上る。

 

・同社の経営陣は利益追求のため実現困難な燃費目標を求め、新車開発の現場はそれに抵抗できずに不正を働いた。会社としての一体性の欠如、経営陣と現場の意識の乖離が不正を生んだ原因と言える。

 

・深刻なのは、不正防止のための社内チェック機能が全く機能していないこと。過去のリコール隠し発覚後に講じた再発防止策はほとんど機能しなかった。今後、同社は日産自動車の傘下に入るが、外部の目を生かすともに、意識改革と自浄能力の発揮が求められる。これを産業界全体の教訓とし、今後の不祥事を防ぐべきである。

 

 

 

☆単語メモ

  • 三菱自動車   - Mitsubishi Motors Corp.
  • 燃費不正   - falsifying fuel efficiency test data / MMC’s fuel mileage falsification / falsifying fuel efficiency data for automobiles
  • 燃費   - fuel mileage 
  • 第三者による特別調査委員会   - a third-party special inquiry panel 
  • 法律に違反する燃費データの測定方法   - unlawful fuel mileage testing methods / the illegal fuel efficiency testing methods
  • 燃費目標達成   - achieve its fuel efficiency targets 
  • 4車種   - four models
  • 軽自動車の「eKワゴン」  - the eK Wagon minicar
  • 前年同期比17%減   - a 17 percent drop from a year earlier
  • 益子修会長兼社長   - MMC Chairman and President Osamu Masuko 
  • 実現困難な燃費目標    - unrealistic fuel mileage targets
  • 新車開発の現場   - employees actually engaged in the development of new models
  • 不正を働く   - commit misconduct 
  • (~に対する)信頼を失墜させる   - harm public trust in ... 
  • 当然の認識   - due awareness 
  • 会社の一体性    - “oneness” as a corporation
  • 人材流出   - the drain of competent employees 
  • ~を把握していない   - have no accurate grasp of ...
  • 開発本部長   - the director of MMC’s development headquarters 
  • 半ば強引に押しつける   - nearly compell ~ to ...
  • 技術的な裏付けのない燃費目標   - fuel mileage targets that had no technological foundation
  • 社内のチェック機能   - internal checking system  
  • 新入社員   - a new MMC employee 
  • 社内アンケートで   - through an internal questionnaire
  • 放置される   - be left uncorrected
  • リコール隠し   - recall cover-ups
  • 発覚する   - come to light
  • 現状のままでは   - as circumstances stand
  • 新たな再発防止策   - new preventive measures
  • 再建を目指す   - seek to rebuild /seek reconstruction
  • 日産自動車   - Nissan Motor Co.
  • ~の傘下に入る   - place itself under ~’s umbrella
  • 自浄能力を発揮する   - demonstrate self-cleansing ability 
  • 東芝   - Toshiba Corp.
  • 経営不振を招く   - incur a slump in its business 
  • 産業界全体の教訓   - a lesson to industrial circles as a whole

 

 

☆今日の使える表現

 

・耳を貸さない   - turn a deaf ear

益子修会長兼社長らが実現困難な燃費目標の達成を求め、新車開発の現場が抵抗しても、経営陣は耳を貸さなかった

MMC Chairman and President Osamu Masuko and others called for accomplishing unrealistic fuel mileage targets, and management turned a deaf ear when employees actually engaged in the development of new models raised objections to those goals.

 

 

・~と~の意識の乖離(かいり)   - the gap in the mind-sets of ... and ...

経営陣現場の意識の乖離が不正を生んだ原因と言えよう。

The gap in the mind-sets of MMC management and the development staff must have been a factor that resulted in this misconduct.

 

 

・仏作って魂入れず   - make a Buddhist image without putting any spirit in it

調査委は、現状のままでは新たな再発防止策を策定しても、「仏作って魂入れずになり、同じことが繰り返される」と警告した。

The investigative panel has warned that as circumstances stand, even if MMC works out new preventive measures, it will be like “making a Buddhist image without putting any spirit in it,” adding the carmaker could repeat the same misconduct.

 

 

・~の芽を早期に摘む   - nip ... in the bud

産業界全体の教訓とし、不祥事の芽を早期に摘んでもらいたい

We hope all this will serve as a lesson to industrial circles as a whole, thereby nipping misconduct in the bud.

 

 

 

 

☆"nip ~ in the bud"について

 

「今日の使える表現」に出てきた、”nip ~ in the bud"。

「bud」とは蕾(つぼみ)で、”nip ~ in the bud”とは、「つぼみのうちに摘み取る」こと。転じて、「大事に至る前に手を打つ、未然に防ぐ」という意味です。

 

 

この表現、どこかで聞いたことがあるような…と引っかかっていたのですが、思い出しました!

ミュージカル「レ・ミゼラブル(Les Misérables)」の中でした。

 

王政打破に向けて学生達が蜂起する前夜、登場人物たちがそれぞれの想いを歌う「One Day More」という歌があるのですが、そのなかで、学生を取り締る側のジャベール警部がそのまま使ってます。

 

              [JAVERT]

    One day more to revolution,
    We will nip it in the bud!
    We'll be ready for these schoolboys,
    They will wet themselves with blood!

    (歌詞はこちらのサイトより)

 

 

言ってますね!nip it in the bud!

「革命を蕾のうちにもぎ取ってやる」ということですね。

 

以前、この曲を気に入って歌詞を調べた時に見かけていたようです(その後、忘れていましたが)。

 

確認のため改めて聞きましたが、やはり名曲です。

(1:40位からジャベール警部が歌っています。)

 

 

三菱自動車から離れてしまい、失礼しました^^;

せっかくなので、いつかどこかで、私もこの表現を使ってみたいと思います。 

 

 

 

今日は以上です。

皆さん、良い一日をお過ごしくださいね。

 

 

 

 

 ⇊参加しています。

現在、「英語学習法」カテゴリー第一位!ありがとうございます!!

 

がんばれ日本!リオ五輪開幕

こんにちは。RIEです。

昨日は号外としてシンガポールのニュースをお伝えしましたが、今日から通常の社説に戻りますね。

 

 

前回のバレバレ予告の通り、今日のテーマは、「2016年リオデジャネイロ五輪開幕」です。

 

ジカ熱やらブラジルの政治混迷やら、開催前には様々な不安要素が報道されていた今回のリオ五輪。

無事に開催されたようで何よりです。

 

 

開幕直前には、ロシアのドーピング問題をめぐるIOC判断でも話題になりました。

当サイトでも関連の社説を取り上げたので、よかったらご参照ください。

 

 

それはそれとして、日本選手団、早くも活躍しているようですね!

晴れの大舞台で、選手の皆さんがそれぞれの実力を出し切ってくれることを願っています。

 

 

 

本日の社説は読売新聞からです。

読売新聞のサイトでは、残念ながら、社説は一定期間(約二週間)後にリンク切れとなります。ご注意ください。

 

 

 

 

 ☆今日の社説

・読売新聞 2016年8月7日社説

 「リオ五輪開幕 不安を抱えて聖火が灯った」

 

 ・The Japan News (上記社説の英訳)

”Olympic flame lights up Rio Games as cloud of instability raises concerns

 

 *リンク切れになりました。。

 

 

 

☆内容ポイント

・ブラジル・リオデジャネイロ五輪が開幕した。南米大陸で初の五輪となる。200を超える国・地域から1万人余の選手が参加する。

 

・南米一の経済大国ブラジルは、その存在感を世界に示すために五輪を招致したものの、政治的混迷、経済の低迷、テロ対策と警備体制の不安、ジカ熱など、様々な懸念事項が残る中での開幕となった。

 

・ロシアの国ぐるみのドーピング問題をめぐるIOCの姿勢にも批判が高まっている。IOCは、大会中のドーピング違反に厳正に対処し、五輪の公正性を守らねばならない。「難民選手団」結成などの取り組みは信頼回復につながるだろう。

 

・日本選手は338人が出場する。金メダル14個、メダル総数30個以上の目標に向け、日頃の力を存分に発揮してほしい。

 

 

 

☆単語メモ

  • リオデジャネイロ五輪   - the Rio de Janeiro Games
  • 「聖火が灯った」   - "The Olympic flame has been set alight." 
  • 開幕する   - kick off
  • 200を超える国・地域   - more than 200 countries and territories
  • 南米一の経済大国ブラジル   - Brazil, South America’s largest economy
  • (2016年の)五輪を招致する   - bid for the 2016 Olympics
  • 存在感を世界に示す   - augment one's presence in the world
  • 政治的混迷の中   - against a backdrop of political turmoil
  • 開会式   - the opening ceremony 
  • テメル大統領代行   - interim President Michel Temer
  • 開会宣言をする   - declare the opening of the Games
  • ルセフ大統領   - President Dilma Rousseff
  • 政府会計を粉飾する   - manipulate the national budget
  • 弾劾プロセス   - impeachment proceedings (over...) 
  • 過激派組織「イスラム国」   - the Islamic State of Iraq and the Levant (ISIL) militant group 
  • ~に共鳴する   - sympathize with ...
  • 五輪でのテロを企てた疑い   - on suspicion of plotting attacks during the Olympics
  • ロンドン五輪   - the 2012 London Olympics
  • ~の態勢に不安が残る   - cause concern over the readiness to ...
  • ソフトターゲット   - soft targets
  • 観客   - spectators
  • テロの封じ込め   - avert any potential terrorist attack
  • ジカ熱   - the Zika virus
  • ロシアの国ぐるみのドーピング   - Russia’s state-supported doping
  • 国際オリンピック委員会(IOC)   - the International Olympic Committee 
  • ロシアをリオ五輪から全面排除する   - ban all Russian athletes from the Olympics
  • 弱腰の姿勢   - weak-kneed attitude (toward...) 
  • 世界反ドーピング機関(WADA)    - the World Anti-Doping Agency
  • (ロシアの)不正を公表する   - release Russia’s wrongdoing 
  • 五輪の公正性(を確保する)  - ensure fairness at the Olympics
  • ドーピング違反   - doping violations 
  • 厳正に対処する   - respond strictly to ...
  • 「難民選手団」   - a team of refugee athletes 
  • 五輪の出場資格を満たす   - meet qualifications for the Games 
  • 母国代表になる   - represent one's country 
  • 信頼を回復する   - restore confidence in itself

 

 

 

☆今日の使える表現

 

・~が、その象徴である   - This was symbolized by ...

開会式でテメル大統領代行が開会宣言をしたのが、その象徴である

This was symbolized by interim President Michel Temer declaring the opening of the Games.

 

 

・~を冷ややかに見る   - be less than enthusiastic toward ...

経済の低迷が続き、五輪を冷ややかに見る国民は多い。

Many Brazilians are less than enthusiastic toward the Olympics because of the country’s prolonged economic slump.

 

 

・批判が高まっている   - face mounting criticism over ...

ロシアに対するIOCの弱腰の姿勢に、批判が高まっている

The IOC is facing mounting criticism over its weak-kneed attitude toward Russia.

 

 

・日頃の力を存分に発揮する   - emply all the skills they have developed daily

金メダル14個、メダル総数30個以上の目標に向け、日頃の力を存分に発揮してほしい

We hope they will employ all the skills they have developed daily so they can reach the target of winning at least 30 medals, including 14 golds.

 

 

 

 

☆お知らせ(名古屋周辺の皆さまへ)

名古屋周辺にお住まいの通訳者・通訳志望者の皆さまにお知らせです^^

来たる8月13日(土)&14日(日)、「稼げる通訳者養成コーチ」=カセツウこと酒井秀介さんが、名古屋で出張セミナーをされるそうです。

 

通訳者としてのマーケティングを中心とした「カセツウ・セミナー」はもちろん、個別相談(枠に限りあり)、懇親会など、二日間でイベントが盛りだくさんのようです。

通訳としての長期的キャリアを考えるのにきっと役立ちますし、何より楽しそう^^

名古屋周辺にお住まいの皆さま、ご都合があえば、参加をご検討されてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

今日の社説は、リオ五輪についてでした。

ただいま、NHKのアプリ「NHKスポーツ」では、オリンピックの全種目を配信しているようです。

海外在住だと、放映権の関係か、たまにスポーツニュースが静止画像だったりするのですが、これで思う存分応援できそうです。良い時代になりましたねえ。


 

 

 

日本選手のますますの活躍を祈りつつ、今日は以上です。

皆さん、良い一日をお過ごしくださいね。

 

 RIE

 

 

 

 

 ⇊参加しています。

現在、「英語学習法」カテゴリー第一位!ありがとうございます!!

 

【号外】 ニュース「シンガポールへのテロ攻撃計画」について

こんにちは。RIEです。

 

今日もいつものように社説を読む準備をしていたのですが、先週末、シンガポールが絡んだテロ未遂事件があったとのこと。

 

今回は、その関連記事を紹介したいと思います。

当サイト初の号外、ニュース「シンガポールへのテロ攻撃計画」です。

 

 

 

毎日新聞サイトより:

  • 「インドネシア警察は5日、同国北西部のバタム島から対岸のシンガポールを標的にしたテロを企てたとして、イスラム過激派とみられる6容疑者を逮捕したと発表した。過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓うグループとみて捜査している。(中略)約15キロ離れたシンガポールの市街地にロケット砲を打ち込む計画だったという。 」

 

その他の記事はこちら。

 

 

 

こ、怖いですねえ…!

 

シンガポールは、国土が東京23区程度という小さな国。

未然に防ぐことができたからよかったものの、あわや身近で大惨事…ともなり得たと知り、肝が冷えました。

 

 

心配した日本の家族や友人からも連絡をもらいましたが、私が知る限り、シンガポールでの日々の暮らしには全く影響なし。

 

標的となったマリーナ・ベイ地区にも行きましたが、開放的かつのんびりとした、いつも通りの雰囲気でした。

 

 

とは言え、シンガポールにご家族や知り合いが住んでたり、近いうち観光や出張を予定していたりと、日本で心配している方がいるかもしれないと思い、関連情報をまとめてみました。

 

現地新聞の英文記事などもありますので、今日はそちらを情報共有させてください。

(ただでは起きない時事英語魂!?)

 

 

 

☆現地メディア関連記事

 

TODAY (Singapore)

 

The Straits Times (Singapore)

 

The Jakarta Post (Indonesia)

 

 

☆関連動画

 

Channel News Asia (Singapore)

 

 Reuters

 

 

 

標的となったマリーナ・ベイ地区には、マーライオンやマリーナ・ベイ・サンズ・ホテルなどの観光名所だけではなく、世界中の金融機関が集まる高層ビル街、何千世帯が暮らすマンション群があります。

ここを狙われたら、観光、金融ハブとしてのシンガポールの地位の失墜、膨大な被害は確実かと思われます。

 

本当に、未然に防ぐことができてよかったです。

シンガポールとインドネシアの当局関係者の努力に感謝します。 

 

 

 

もともと、シンガポールはとても安全な国で、治安の良さでは今の東京にも勝っているのではというくらい。

マリーナ・ベイ地区では、夜間でもランニングや散歩を楽しむ人々が沢山います。

 

 (夜10時半に凧揚げに興じる人々。平和な光景です。)

 

このまま、平和で安全なシンガポールであり続けることを、心から祈らずにはいられません。

 

 

 

今日は、日本で心配する家族や友人に向けた投稿でした。

 

近々シンガポールへ渡航を予定されてる方も、あまり心配はせずに楽しんでくださいね。

(とはいえ、そこは自己責任で。外務省の「海外安全ホームページ」をチェックするのもおススメです。私はどの国へ行く前にも、念のため確認しています。)


 

 

これからも、折にふれて、シンガポール情報や関連記事をお伝えできればと思います。

次の号外はハッピーな記事になりますように!

 

 

明日からは、通常通り社説を読んでいきますね。

おそらく明日の話題は、今一番話題のスポーツイベントです(バレバレですね!)。

 

皆さん、良い一日をお過ごしください^^

 

 

RIE

 

 

 

 

 

 ⇊参加しています。

日々更新の大きな励みになっています。応援ありがとうございます!!

 

 

【まとめ】 今週のレビューと御礼  2016/8/1~8/6

こんにちは。RIEです。

真夏の週末。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

日本は猛暑が続いているらしいですね。


ここシンガポールは、一年中変わらず30度超えの気温ではありますが、日本の真夏よりはずっと過ごしやすい気がします。

(どこでも冷房効きすぎという、また違う問題があるのですが…^^;)

 

 

今日は週末恒例、レビューの日。

今週読んだ社説のテーマを振り返ってみます。

 

また、当サイト記事のほかに、そのテーマに近い内容の英語動画や英文記事もつけました。

各記事に出てきた単語をざっと復習してから動画をご覧になると、ぐんと聞き取りやすくなると思いますよ^^

 

 

 

中国・南シナ海(その③)ASEAN会議


 

Bloombergウェブサイトより、関連動画です。

 

 

 

東京都知事選②結果 ☆小池氏の英語力について


Reutersサイトより、関連動画です。

 

 

 

米大統領選② 民主党クリントン氏指名 &「ビルと風船」


この記事に対して、「ビル・クリントン氏の好感度があがりました」という感想をいただき、ちょっと嬉しかった私です。(別に何の政治的信条があるわけでもないですが。)

また、Yahoo検索「クリントン 風船」で当サイトに来て下さった方もいらしたようです。きっと良いお友達になれそうな気がします(笑)。

 

 

記事内では書ききれませんでしたが、今年の民主党大会では、優れたスピーチが数多くありました。

 

その中でも、今後の選挙戦にまで少なからぬ影響を与えそうなのが、イラクでアメリカ兵の息子を亡くしたイスラム教徒の夫婦、Khan夫妻のスピーチです。

 

自身を痛烈に批判した夫妻に対し、トランプ氏が侮辱的な発言を連発している問題で、共和党内の重鎮などからも批判が相次いでいます。

詳細は以下のサイトでどうぞ。

 

その騒動の元となったKhan氏のスピーチのハイライト動画とテキストがありました。

万感の思いが込められたスピーチの力強さ、その場の観衆の盛り上がりは一見の価値ありです。

 

 

 

日本銀行 追加金融緩和を決定


 

関連英文記事がBBC Newsのサイトにありました。

 

動画もどうぞ!(Bloombergサイトより)

 

 

 

ゆとりとかALとか... 学校教育・新学習指導要領

 

The Japan Times から、関連英文記事です。

 

 

 

2016-08-06

安倍内閣再改造 ☆英語で「クールジャパン戦略担当大臣」とは?


今回の新内閣発足について、海外メディアをチェックしてみたのですが、”hawkish (タカ派)”とみられる稲田氏の防衛大臣就任に注目し、懸念する声が多いようでした。

 

当サイトでは、できる限り政治的に中立でありたいと努めているのですが(クリントン氏と風船萌えは例外で^^)、やはりそういった反応が目についたのは確かなので、そのままいくつか記事を載せることにします。

 

Reuters


The Financial Times


The Wall Street Journal


 

違う視点の記事もありました。

USA TODAYより、小池氏の都知事就任とからめ、日本の女性リーダーの少なさを論じた記事です。

今回の新内閣については、「(安倍氏は「女性が活躍できる社会」を唱えているが)前内閣と変わらず、女性閣僚は21人中3人しかいない」と述べています。


 

 

☆御礼

またまた(私が)嬉しいお知らせです。


このたび、ブログ「まるちゃん通訳勉強記」のまるちゃんさんに、当ブログをご紹介いただきました!


先日当ブログをご紹介下さったShiraさん同様、「通訳ブログ業界(?)」ではかなり有名なまるちゃんさん。

通訳勉強日記は2014年からほぼ毎日更新されていて、まるちゃんさんがどんどん実力とキャリアをつけられているのがわかります。お気に入りカフェやワインなどのお話などもあり、読み応えのあるブログです。


当ブログの記事を日々の通訳訓練に活用して下さっているようで、とても嬉しいです♫

まるちゃんさん、ありがとうございました!

 

 

 

 

今週のレビューは以上です。

 


皆さん、今週もありがとうございました。

これからも一緒に時事英語の勉強をしていきましょう^^

 

 

 

 

 ⇊参加しています。

日々更新の大きな励みになっています。よろしくお願いいたします!

 

安倍内閣再改造 ☆英語で「クールジャパン戦略担当大臣」とは?

おはようございます。RIEです。

今日は土曜日ですね。

夏の楽しいイベントに行かれる方も多いのではないでしょうか。

私はとくに予定もないので、平常心で社説でも読むとします。

 

 

 

今日のテーマは「内閣改造 第三次安倍再改造内閣発足」です。

 

皆さんご存知と思いますが、8月3日、第3次安倍第2次改造内閣が発足しました。

 

 

ところで、

 

「第3次安倍第2次改造内閣」とは。

 

…ん??

第3次?第2次?

 

一瞬「どっちやねん!」と混乱したのですが、首相官邸HPを見て疑問が解消しました。

 

平成26年12月24日 →第3次安倍内閣発足

平成27年10月7日   →第3次安倍改造内閣発足

平成28年8月3日   →第3次安倍第2次改造内閣発足

 

とのことです!

そういえば、何度か改造を行っていましたよね。

 

 

そんな「第3次安倍第2次改造内閣」の顔ぶれは、以下のようになりました。 

 

 

今回の内閣改造については、各社の社説でも、早速取り上げられていました。

毎日新聞の社説からお送りします。

 

 

 

 ☆今日の社説

・毎日新聞 2016年8月4日社説

 「改造内閣 党対策より改革推進を」

 

 ・The Mainichi 毎日新聞英文サイト (上記社説の英訳)

”Reshuffled Abe Cabinet should prioritize reform over intraparty management”

 

 

 

☆内容ポイント

 ・第3次安倍再改造内閣が発足した。閣僚の半数以上を代える一方で、大半の主要閣僚は留任させ、あまり変化を感じさせない布陣となった。 

 

・新閣僚には、首相に近い議員の登用が目立つ。総裁任期延長が念頭にあるのか、人事を通じて「身内」の優遇と党内基盤の強化を進めた印象が強い。

 

・今回の改造内閣では、首相の新たな政策目標がみえてこないのが残念。参院選で政権基盤を強化した首相には、医療・介護や、子育て支援などに対応できる税と社会保障のビジョン作りなど、難易度の高い改革に正面から取り組む姿勢をみせてほしかった。 政策全般の再点検を迫られつつある現状では、憲法改正に多くの力を費やすのは適切ではないだろう。

 

 

☆単語メモ

  • 第3次安倍再改造内閣   - the reshuffled third Cabinet of Prime Minister Shinzo Abe
  • 党対策   - intraparty management
  • ~が発足する   - be launched 
  • 政権の基盤を強化する   - bolster one's power base 
  • 主要閣僚   - the key Cabinet ministers 
  • 留任する   - be retained 
  • (新)布陣   - the new lineup 
  • 防衛相   - Defense Minister 
  • 経済産業相   - Economy and Trade and Industry Minister 
  • 「身内」の優遇    - favorably treat those close to him
  • 地方創生担当相   - minister in charge of overcoming the population decline and revitalizing local economies
  • 「ポスト安倍」   - taking over the LDP leadership in the post-Abe period
  • 「一億総活躍」担当相   - minister in charge of the dynamic engagement of all citizens
  • 「働き方改革」担当相   - minister in charge of working life reform
  • アベノミクスの経済政策   - the "Abenomics" economic policy mix 
  • 消費増税の先送り   - postpone the consumption tax hike 
  • 単独過半数の議席   - a single-party majority 
  • 在任中の   - while he is in office

 

 

☆今日の使える表現

 

・~を将来のリーダー候補として育てる   - develop ~ as a candidate for a future (political) leader

稲田氏の起用は安全保障政策を担当させることで、将来のリーダー候補として育てる狙いからとみられる。 

Abe apparently aims to develop Inada as a candidate for a future political leader by putting her in charge of national security policy.

 

 

・~内には…を求める声がある   - There are calls within ~ urging that ...

内には2018年秋に期限を迎える首相の総裁任期延長を求める声がある。

 There are calls within the LDP urging that Abe's term as party president, which is to expire in autumn 2018, be extended.

 

 

・…を迫られつつある   - come under mounting pressure to ...

ただ、安倍内閣はいま、政策全般の再点検を迫られつつある

At the same time, the Abe Cabinet has come under mounting pressure to review its entire policy goals. 

 

 

 

☆新内閣名簿の英語版

 

さて、ここで唐突にクイズです。

 

新内閣閣僚のうち、下記はどの大臣職の英訳でしょうか?

 

        ① Minister of State for "Cool Japan" Strategy

 

   ② Minister in charge of Water Cycle Policy 

 

   ③ Minister in charge of "Challenge Again" Initiative

 

 

 

全ておわかりになった方、いらっしゃいますか?

 

 

答えは以下のとおりです。

 

   ① クールジャパン戦略担当大臣

 

   ② 水循環政策担当大臣

 

   ③ 再チャレンジ担当大臣

 

 

 

い、いろいろな担当があるのですねえ…!^^;

  

それらの役職を含む、新内閣名簿の英語版は、首相官邸ウェブサイトで見られます。

 

 

この首相官邸サイト、資料の英訳が充実していて、実は時事英語の学習にかなり使えます。

また、英語版サイトでは、安倍総理や菅官房長官の記者会見にプロの英訳が吹き替えで入っているので、日英同時通訳の参考にもなるかと。一見の価値ありですよ。

  

 

 

今日は以上です。

皆さん、楽しい土曜日をお過ごしくださいね。

 

 

 

 

 

 ⇊参加しています。

現在、「英語学習法」カテゴリー第一位!ありがとうございます!!

 

ゆとりとかALとか... 学校教育・新学習指導要領

 

こんにちは。RIEです。

 

今週は安全保障や選挙などの大きなテーマが続いたので、少し身近に感じる話題を選んでみました。

今日のテーマは、「学校教育・新学習指導要領」です。

 

 

「身近です☆」とは言ってみたものの、学校教育から離れて幾久しく、子供もいない私には、「学習指導要領」と言われても、正直「そういうのあったね~」というくらいの認識なのですが^^;

 

 

そこで、改めてチェックしてみました。

 

文部科学省ウェブサイトより:

「学習指導要領とは何か?」 

  • 全国のどの地域で教育を受けても、一定の水準の教育を受けられるようにするため、文部科学省では、学校教育法等に基づき、各学校で教育課程(カリキュラム)を編成する際の基準を定めています。これを「学習指導要領」といいます。

 

同サイト内の「これまでの学習指導要領の変遷」もなかなか興味深いです。

今となっては悪名高き「ゆとり教育」やその是正、「生きる力」育成をめざした「総合的な学習の時間」の新設など、指導要領の変遷は、まさに試行錯誤の歴史であることがよくわかります。

 

 

そして、今回の改定では、アクティブ・ラーニング(AL)の導入などが目玉となりました。

アクティブ・ラーニングについては、文科省サイトにも説明はありますが、下記サイトの方がわかりやすいかと。

 

 

今回の改訂作業についての詳細は、以下をご参照ください。

 

 

 

☆今日の社説

・毎日新聞 2016年8月2日社説

 「新学習指導要領 消化不良起こさぬよう」

 

 ・The Mainichi 毎日新聞英文サイト (上記社説の英訳)

”Take sufficient measures to implement new school curriculums”

 

 

 

 

☆内容ポイント

 

 ・小中高校の学習指導要領改定の作業が進められている。2020年度から順を追って導入される予定。小学校での英語正式教科化、高校での総合的な新科目の創設、「アクティブ・ラーニング」導入が特徴である。

 
・大きな変化に、学校現場には戸惑いが少なくない。「脱ゆとり」を目的とした現行指導要領により、すでに授業時間割は詰まっている。さらに新教科・新形式授業のための負担の増加、英語教育の専門人事確保など、課題は多い。 一方的な導入で消化不良にならぬよう、現場に立脚した視点からの共通認識作りや環境整備が必要である。

 

 

☆単語メモ

  • 学習指導要領    - the national curriculums for elementary, junior high and high schools
  • (新学習指導要領   - the new curriculums) 
  • 小中高校   - elementary, junior high and high schools
  • 文部科学省    - the Education, Culture, Sports, Science and Technology Ministry 
  • 正式教科になる   - be upgraded to a full-fledged subject
  • 小学校5、6年生   - fifth and sixth graders at elementary schools
  • 「何を教えるか」   - what should be taught
  • 「どう教えるか」   - how various subjects should be taught
  • 「アクティブ・ラーニング」  - active learning
  • 課題を見出す   - explore challenges
  • (~の間に)共通認識をつくる   - nurture common perceptions among …
  • (~に対して)共通認識を持つ    - share common views on ...
  • 「ゆとり」   - relaxed carriculums
  • 「脱ゆとり」   - a departure from the past relaxed education policy
  • 授業時間   - class time
  • 「外国語活動」   - "foreign-language activity"
  • 授業を15分に3分割する   - divide one lesson into three 15-minutes periods
  • ~との接続に対応する   - ensure compatibility with ... 
  • 「歴史総合」   - general history 
  • 「公共」   - public studies 
  • 社会の事象   - social phenomena
  • 「総合的な学習の時間」   - general studies
  • 本格的な検証をする   - scrutinize
  • ~に照らして   - in view of ... 
  • 多忙な現場   - the heavy workload of schoolteachers
  • (上から)~を一方的に導入する   - force ~ on … in a top-down fashion. 
  • 現場に立脚した視点   - from the viewpoint of schools and teachers

 

 

☆今日の使える表現

 

・戸惑いが少なくない   - be perplexed at ...

学校現場には戸惑いが少なくない

However, schoolteachers are perplexed at the plans.

 

 

・~を...に丸投げする   - leave ~ entirely to ...

丸投げというわけにはいかない。

The authorities should not leave such decisions entirely to individual schools.

 

 

・~の見通しは不透明だ   - The prospect of ~ing remains uncertain.

また、各校に中心的教員を置くなどする、英語教育の専門的な人材確保の見通しも不透明だ。

The prospect of securing teachers specializing in teaching English also remains uncertain.

 

 

・~が成否のカギになる   - hinge largely on whether ~

改革は共通の認識が持てるかが成否のカギになる

Success in such reforms hinges largely on whether teachers can share common views on the matter. 

 

 

 

 

今日は「新学習指導要領」についてでした。

 

そうそう、今回の改訂により、英語は小学3年生から学習開始、5年生から正式教科になるのですね!

 

多言語社会・シンガポールにいると、2~3か国語を話す子供たちを普通に目にします。子供の言語に対する柔軟性と吸収力には驚かされるばかりです。

 

子供の言語習得能力の高さを思えば、小学校から(適切な)英語教育が行われることは、日本人の英語力の底上げには大きな効果があるのではと期待しています。

ただ、日本のようなモノリンガルな環境では、課題はまだまだ多そうですが。。

指導者の人材確保だけでも大変そうですよね。(英語関係者にとってはビジネスチャンス到来?^^)

 

うーん、この件については、思うところは沢山あるのですが、それはまた機会があれば、改めて書くことにしますね。

 

 

 

今日は以上です。

皆さん、良い一日をお過ごしくださいね~

 

 

 

 

 

 ⇊参加しています。

現在、「英語学習法」カテゴリー第一位!ありがとうございます!!

 

日本銀行 追加金融緩和を決定

 

おはようございます。RIEです。

 

最近は大きなニュースが続いていますね。

 

7月29日の出来事になりますが、今日のテーマは、「日本銀行 追加金融緩和を決定」です。

(おお、久々の経済ネタ!)

 

 

今回の日銀追加緩和策の詳細、背景等については、以下のNHKのサイトがわかりやすいかと思います。


 今日は毎日新聞の社説からです。

 

 

 

 ☆今日の社説

・毎日新聞 2016年7月30日社説

 「日銀の追加緩和 いよいよ手詰まりだ」

 

 ・The Mainichi 毎日新聞英文サイト (上記社説の英訳)

”Latest BOJ measures more pop gun than bazooka, sign of impasse”

 

 

 

 

☆内容ポイント

 ・日銀が追加の金融緩和に踏み切った。上場投資信託(ETF)の購入を年3・3兆円から6兆円に増やすことが柱である。英国のEU離脱問題など、海外経済の不透明感の高まりに対応するもの。

 

・デフレ脱却の道筋が見えないなか、従来より小ぶりの緩和となり、効果が疑われる。異次元緩和の限界をうかがわせる決定である。

 

・2年程度で物価上昇率2%という当初の目標は達成できておらず、近年は異次元緩和のゆがみが目立つ。2%目標を早期に実現するため、日銀は9月に総括的検証を行うというが、異次元緩和の軌道修正こそ急ぐべきである。

 

 

 

☆単語メモ

  • 日本銀行   - the Bank of Japan (BOJ)
  • 手詰まり   - impasse [ímpæs]
  • 追加の金融緩和   - additional monetary easing measures
  • 黒田東彦総裁    - BOJ Gov. Haruhiko Kuroda 
  • 「バズーカ砲」  - the "Kuroda bazooka" 
  • 異次元緩和   - radical quantitative and qualitative monetary easing 
  • 国債   - Japanese government bonds
  • 年80兆円ペースで保有残高が増える   - its holdings will rise by 80 trillion yen annually
  • 上場投資信託(ETF)   - exchange-traded funds (ETFs)
  • 大規模な緩和    - the BOJ's ultra-easy monetary policy 
  • デフレ脱却    - to get out of its long era of deflation
  • 小出しにする   - dole out 
  • 効果は乏しい    - have scant effect
  • 景気下支え   - prop up the domestic economy 
  • 景気の実態   - actual economic conditions
  • 落ち着きを取り戻す   - return to normal
  • 米連邦準備制度理事会(FRB)   - the U.S. Federal Reserve Board 
  • 追加利上げ   - an additional interest rate hike 
  • 「アベノミクスのエンジンを最大にふかす」  - "rev up the engine of Abenomics to the greatest possible extent" 
  • 麻生太郎財務相   - Finance Minister Taro Aso 
  • 「政府の取り組みと相乗的効果を発揮する」   - "generate a synergistic effect in conjunction with government efforts"
  • 規模が限られる   - be limited in scale
  • 「2年程度で物価上昇率2%達成」  - a goal of 2 percent inflation in about two year
  • 円安・株高   - rising stock prices and a falling yen
  • 目標達成時期を先送りする   - postpone the inflation target date
  • 消費者物価指数   - consumer prices 
  • 銀行の企業向け融資や住宅ローンの金利   - the interest rates for corporate and home loans 
  • 日銀の国債大量購入   - the BOJ's bulk buying of government bonds 
  • 企業の設備投資   - corporate capital investment 
  • マイナス金利   - the negative interest rate
  • 資金供給を増やす    - boost the money supply
  • 金融政策決定会合   - policy meeting
  • 総括的検証を行う    - comprehensively evaluate 
  • 軌道修正する   - make adjustments to ...

 

 

☆今日の使える表現

 

・従来より小ぶりだ   - a relatively modest measure compared to earlier 

今回は株価指数に連動した上場投資信託(ETF)の購入を年3・3兆円から6兆円に増やす。従来より小ぶりだ。 

The latest scheme will almost double the BOJ's purchase of exchange-traded funds (ETFs) from an annual 3.3 trillion yen to 6 trillion yen -- a relatively modest measure compared to earlier actions.

 

 

・~の道筋は見えない   - open no clear path for... to ~

大規模な緩和を3年以上続けてもデフレ脱却の道筋は見えない

Even the BOJ's ultra-easy monetary policy over the past three-plus years has opened no clear path for Japan to get out of its long era of deflation.

 

 

・~と歩調を合わせる   - be in line with ~

追加緩和は政府が近くまとめる経済対策と歩調を合わせたものだ

The latest monetary easing is in line with the economic stimulus measures that the government of Prime Minister Shinzo Abe is going to put together shortly.

 

 

・~のゆがみが目立つ   - see adverse effects from ~

むしろ異次元緩和のゆがみが目立つ

Rather, we've seen adverse effects from monetary relaxation, …

 

 

 

☆その他

The Guardianのサイトに関連記事があったので貼っておきますね。

今日の社説でまなんだ単語も随所に出ています。


 

今日は久々に、金融政策のお話でした。

 

ちなみに、アベノミクスを語るのに欠かせない言葉である「異次元緩和」について補足です。

今回の毎日新聞では、英訳は「radical quantitative and qualitative monetary easing」となっていますが、同テーマの読売新聞社説(7月30日)では、「Kuroda's "different dimension" easing policy」と訳されていました。

 

どちらが間違いというわけではなく、一つの言葉でも色々な表現がありえるということで、ご参考まで^^

 

 

今日は以上です。

皆さん、どうぞ良い日をお過ごしください。

 

 

 

 

 ⇊参加しています。

現在、「英語学習法」カテゴリー第一位!ありがとうございます!!

 

米大統領選② 民主党クリントン氏指名 &「ビルと風船」

 

おはようございます。RIEです。

 

今日のテーマは、「米大統領選② 民主党クリントン氏指名」です。

ここ数日は都知事選に持って行かれた感のあるアメリカ大統領選ですが、これからがいよいよ本番です。

 

 

先日、トランプ氏の大統領候補指名についての社説を読んだので、ヒラリー・クリントン氏のことも取り上げなければフェアじゃないですよね。

 

 

今日の社説は読売新聞からです。

同社サイト上では、社説へのリンクは一定期間(約二週間)後に切れるので、ご注意ください。

 

社説のあとは、民主党大会の私的ハイライトシーンをご紹介します。

 

 

 

☆今日の社説

・読売新聞 2016年7月31日社説

 「米大統領選 団結を求めたクリントン候補」

 

 ・The Japan News (上記社説の英訳)

”Democratic presidential candidate Clinton calls for national, global unity”

 

 

*リンク切れになりました...(8/15)

 

 

 

☆内容ポイント

 ・民主党大会でクリントン前国務長官が大統領候補に指名された。主要政党としては初の女性大統領候補。党大会では国際協調や国民融和を訴え、共和党のトランプ氏との立場の違いが鮮明になった。また、実行可能な政策をアピールするとともに、党内融和の演出にも成功したといえる。

 

・クリントン氏が同盟国との関係強化を打ち出したことは日本にとって重要。陣営には知日派も少なくない。TPP批准の余地も残された。

 

・課題は、トランプ氏と同様、好感度が極めて低いこと。国務長官在任中の機密情報の取り扱いをめぐる問題、若者らから「既存の支配者層の象徴」と目されていること等が要因。国全体の団結のためには、選挙戦では「反トランプ」の主張だけではなく、現状に不満を抱く人々の支持を得ることが肝要である。

 

 

 

☆単語メモ

  • 米大統領選   - the U.S. presidential election
  • 共和党のドナルド・トランプ氏   - Republican nominee Donald Trump
  • 民主党のヒラリー・クリントン氏   - Democratic nominee Hillary Clinton
  • 「米国第一主義」   - an “America first” policy
  • 国民融和   - national reconciliation
  • 民主党大会   - the Democratic convention
  • 本格的な選挙戦   - the full-fledged election campaign
  • 指名受諾演説    - acceptance speech
  • (~への)転換点に達する   - reach a milestone toward...
  • 初の女性大統領候補   - the first female presidential candidate 
  • アジア重視政策   - the policy of attaching importance to Asia
  • 日米安保条約5条   - Article 5 of the Japan-U.S. Security Treaty
  • ~の適用対象である   - be covered by ... 
  • クリントン陣営   - the Clinton camp 
  • 直接言及しない   - make no direct reference to 
  • 「不公正な貿易協定」   - “unfair trade deals” 
  • 党内左派   - left-wingers within the party 
  • 排他的な移民政策   - an exclusionary immigration policy
  • 堅実な指導者   - steady leadership
  • 実行可能な政策   - feasible policies
  • バーニー・サンダース上院議員   - Sen. Bernie Sanders
  • 応援演説を行う   - make speeches in support of ...
  • 党内融和を演出する   - orchestrate a reconciliation within the party
  • 歴史的に低い好感度   - one's record-low popularity 
  • 機密情報   - classified information 
  • 司法当局   - Judicial authorities 
  • 「既存の支配者層の象徴」  - “a symbol of the establishment” 
  • 「反トランプ」   - the “anti-Trump” 
  • 現状   - the present state of things

 

 

☆今日の使える表現

 

・(AとBの)立場の違いが鮮明になった   - the difference in outlook has become clear between A and B

 米大統領選で、「米国第一主義」を唱える共和党のドナルド・トランプ氏、国際協調や国民融和を訴える民主党のヒラリー・クリントン氏の立場の違いが鮮明になった

In the U.S. presidential election, the difference in outlook has become clear between Republican nominee Donald Trump, who advocates an “America first” policy, and Democratic nominee Hillary Clinton, who calls for international cooperation and national reconciliation.

 

 

・(~内で)いち早く…する   - be the first within ~ to ...

沖縄県の尖閣諸島が、米国の対日防衛義務を定めた日米安保条約5条の適用対象であることを政権内でいち早く明言していた

She was the first within the administration to make clear that the Senkaku Islands in Okinawa Prefecture are covered by Article 5 of the Japan-U.S. Security Treaty, which stipulates that the United States is obliged to defend Japan.

 

 

・~だけにとどめる   - go only so far as to ...

クリントン氏は演説で、環太平洋経済連携協定(TPP)には直接言及せず、「不公正な貿易協定」への反対を表明するだけにとどめた

While making no direct reference to the Trans-Pacific Partnership (TPP) trade accord, Clinton went only so far as to express her opposition to “unfair trade deals” in her speech.

 

 

・(~の)手続きを迅速に進める   - move ahead swiftly with procedures for...

日本が国会の承認手続きを迅速に進め、米国が批准しやすい環境を整えることが欠かせない。

 It is vital for Japan to move ahead swiftly with procedures for Diet approval so as to create an environment that will make it easier for the United States to ratify the pact.

 

 

 

☆ビルと風船

 

雰囲気が微妙だった共和党大会と比べると、民主党大会は「党内融和」の演出に成功したといえるようです。

ミシェル・オバマ大統領夫人、民主党候補指名を争ったサンダース氏、オバマ大統領本人と、パワフルな応援スピーチが続き、かなりの盛り上がりを見せました。

 

 

そのなかでも、私の民主党大会ハイライトは、ビル・クリントン元大統領と風船の心温まる一コマです。

 

 

民主党大会のフィナーレで、大量の風船が天井から降ってくるという演出がありました。

 

会場中が沸き立ち、党大会のラストを飾るにふさわしいシーン…ではあるのですが、その時のヒラリー氏の夫、ビル・クリントン元大統領の喜びようはとくに目を引くものでした。

 

 

当然、人々がこれを見逃すわけはなく、インターネットでは様々な反応、パロディ動画などが連日アップされています。

 

 

 

 

これも本当に可笑しい。声を出して笑いました…!

 

 

”Bill Clinton loves balloons truly, madly, deeply. ”

 

 

Vogue の記事にもなりました。

 

 

 

あまりに幸せそうな笑顔に、ビル・クリントン氏への好感度がグンとアップした私です。

楽しいことを楽しめる人ってすてきじゃないですか。

 

 

 

 

今回の民主党大会は出色のスピーチが多く、他にも書きたいことは山ほどあったのですが、つい風船について語りすぎてしまいました。

見どころの続きは、週末のレビューにでもとっておくとします。

 

 

 

今日は以上です。

皆さん、良い一日をお過ごしくださいね。

 

 

 

 

 

 

 ⇊参加しています。

現在、「英語学習法」カテゴリー第一位!ありがとうございます!!

東京都知事選②結果 ☆小池氏の英語力について

おはようございます。RIEです。

今日のテーマは、「東京都知事選結果・小池氏当選」です。

 

 

都知事選も終わりましたね。

色々ありましたが、ふたを開けてみれば、小池百合子氏の圧勝だったようです。

 

 

 

選挙結果につき、各新聞社の社説もそろいました。

(英訳がサイトにアップされたのも、心なしかいつもより早かったような気が。ありがたいことです。)

早速、読んでいきたいと思います。

 

 

当サイトの都知事選についての過去記事はこちらです。

あわせてご参照ください^^

 

 

 

 ☆今日の社説

・毎日新聞 2016年8月1日社説

 「小池東京都知事 変化への期待に応えよ」

 

 ・The Mainichi 毎日新聞英文サイト (上記社説の英訳)

”Koike should live up to expectations of Tokyo voters for change”

 

 

 

 

☆内容ポイント

・元防衛相の小池百合子氏が東京都知事選を大差で制した。初の女性都知事となる。

 

・政党の支援を得ない小池氏が勝利を収めたのは、知名度や国政での経験への評価、そして、政治とカネの問題で混乱する都政の閉塞感を打破する期待の表れだろう。

 

・医療・介護、子育て、防災など、東京は多くの喫緊の課題を抱えている。小池氏は都議会と健全な緊張関係を築き、首都の課題解決に取り組んでほしい。

 

・各政党は結果を厳しく受け止め、真剣に検証すべきである。

 

 

 

☆単語メモ

  • 東京都知事選   - the July 31 Tokyo gubernatorial election
  • 元防衛相の小池百合子氏   - former Defense Minister Yuriko Koike 
  • 期待に応える   - live up to expectations of ...
  • 知名度   - strong name recognition
  • 国政での経験   - experience in national politics
  • 変化をもたらす   - bring about changes to ...
  • 都議会   - the metropolitan assembly
  • 事実上   - effectively
  • 組織票   - organized support 
  • 投票する   - cast one's ballot for ... 
  • 無党派層   - those who do not back any political party
  • 決め手   - a decisive factor 
  • 都民   - Tokyoites / Tokyo residents 
  • ~で混乱する   - be in chaos over ...
  • 政治とカネの問題   - the issue of politics and money
  • 出馬に踏み切る   - announce one's candidacy 
  • 「やる気」をアピールする   - demonstrate one's enthusiasm to ...
  • 都政の透明化 to ensure transparency of the Tokyo metropolitan administration 
  • 2020年東京五輪   - the 2020 Tokyo Olympics and Paralympics
  • 対決姿勢   - confrontational attitude toward ... 
  • 自民都議連   - the LDP's Tokyo chapter 
  • 新都知事(次期都知事)    - the governor-elect 
  • 「これまでにない都政」  - unprecedented reform of the metropolitan government
  • 劇場型の対立をあおる   - dramatize one's confrontation with...  
  • ~を軸に…と議論を戦わせる have constructive debate with… over ~
  • 医療・介護体制の確立   - establishment of medical and nursing care systems 
  • 保育所の待機児童問題   - the day care waiting list issue 
  • 首都防災   - measures to protect the capital from serious natural disasters
  • 生活に密着した課題   - the needs of Tokyo residents over their livelihoods
  • 保守分裂   - a split within conservative forces 
  • 鳥越氏陣営   - the Torigoe camp 
  • 民進党の岡田克也代表   - DP leader Katsuya Okada 
  • 批判逃れ   - evade being blamed for ... 
  • 真剣に検証する   - seriously scrutinize ...

 

 

☆今日の使える表現

 

・大差で制する   - score a landslide victory

 東京都知事選は元防衛相の小池百合子氏(64)が大差で制した

Former Defense Minister Yuriko Koike scored a landslide victory in the July 31 Tokyo gubernatorial election.

 

 

・三つどもえの戦い   - a three-way race between A and B and C

小池氏と自民、公明両党が推す増田寛也元総務相、民進、共産などが推すジャーナリストの鳥越俊太郎氏の事実上三つどもえの戦いだった。

It was effectively a three-way race between Koike, former Internal Affairs and Communications Minister Hiroya Masuda backed by the ruling Liberal Democratic Party (LDP) and its coalition partner Komeito, and journalist Shuntaro Torigoe…

 

 

・閉塞感を打破する   - break the deadlock

小池氏を押し上げたのは政治とカネの問題で混乱する都政の閉塞感を打破する期待だろう。

Koike gained momentum in the race apparently because many Tokyoites expect that she will break the deadlock in the Tokyo Metropolitan Government, which has been in chaos over the issue of politics and money.

 

 

・模様眺めをする   - take a wait-and-see attitude

舛添要一前知事の辞任に伴う急な選挙で模様眺めをする政党をよそに、小池氏は自民党の了承を得ず出馬に踏み切り「やる気」をアピールした。

Koike, a member of the LDP, announced her candidacy early without receiving approval from the party when most of the other parties had been taking a wait-and-see attitude as the election was suddenly called.

 

 

・反発を広げる   - stir criticism from ...

・追い風となる   - work to one's advantage 

だが、逆に反発を広げ、小池氏には追い風となった

However, this tactic only stirred criticism from voters and worked to Koike's advantage.

 

 

 

☆小池氏の英語力について

 

小池氏の当選は、海外でも大きく報じられているようです。

 

当サイトの過去記事でもお伝えしましたが、海外メディアではたいてい、小池氏のことを「英語堪能」と評しています。(アラビア語のことも書かれていますね。)

 

The Washington Post

 

The Guardian

 

 

 

すっかり定番の形容詞と化している小池氏の英語力ですが、実際のところはどうなのでしょうか。 

 

気になったので、ネット上の小池氏の英語スピーチ動画を探してみました。

(あ、ちなみに、「批判してやろう」という気持ちからではなく、どの程度の英語力があれば「英語が堪能」という評価をもらえるのかという、英語オタクとしての素朴な疑問です。)

 

 

今年7月上旬に外国特派員協会で行った記者会見の模様です。

(スピーチは4分15秒くらいから始まります。)

 

  

 

質疑応答は通訳をつけているものの、最初の20分ほどは英語でスピーチしています。

ジョークの取り入れ方や、言い間違えた時のとっさの訂正の仕方など、全体的に「英語でのコミュニケーションにとても慣れている」という印象です。

 

とくに小池氏支持というわけではない私ですが、「fluent in English」と評価されるのにも納得でした。

英語力はもちろんですが、堂々とした態度も大事なポイントなのですね。

 

 

「初の女性都知事+英語+アラビア語」という海外へのアピールポイントが盛り沢山の小池氏。

五輪に向けた「東京の顔」としては、適役なのではないでしょうか。

 

 

 

とはいえ、(元)都民としては、何よりも、日々の暮らし向上策の充実をお願いしたいところです。

 

そして、今回の都知事こそ、その任期を全うしてくれますように…^^;

 

 

 

 今日は以上です。

皆さん、良い一日をお過ごしくださいね。

 

 

 

 

 

 ⇊参加しています。

現在、「英語学習法」カテゴリー第一位!ありがとうございます!!