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社説でまなぶ時事英語

「時事英語を学びたい!でも英字新聞を毎日読む時間なんてない!」 そんなあなたのための、一日一記事 ・5分で身につく時事英語。日本語の新聞社説とその英語版を読み比べ、時事英単語&使える日英表現をまとめています。

「日中韓外相会談」開催 ~SLBM、THAADって何のこと?~

国際 安全保障 アジア

 

おはようございます。RIEです。

今日のテーマは、「日中韓外相会談開催」です。

 

この件の関連ニュースには、「SLBM」、「THAAD」など、普段の生活ではあまり耳にしない単語が出てきます。それらについても、後ほど少し補足しますね。

 

 

8月24日、日中韓3カ国の外相会談が東京都内で開催されました。

3カ国会談に合わせて、日中、日韓、中韓の2カ国外相会談も行われたそうです。

 

うーん、すごいトライアングル。三カ国関係にしても、それぞれの二カ国関係にしても、現在の情勢下では、どこからみても緊張感がただよってますね。。

 

いったい、どのような話し合いがなされたのでしょうか。

今回の社説で注目したいポイントです!

 

 

 

 ☆今日の社説

・毎日新聞 2016年8月25日社説

 「日中韓外相会談 危機管理の責任自覚を」

 

 ・The Mainichi 毎日新聞英文サイト (上記社説の英訳)

”Responsibility for crisis management in Northeast Asia”

 

 

 

 

☆内容ポイント

・8月24日、日中韓3か国外相会談が東京都内で開かれた。北朝鮮の核・ミサイル問題や、尖閣諸島を巡る日中の緊張が続く中で開催できたことは意義がある。 この流れを年内の3か国首脳会談の開催につなげるべきである。

 

・近年大きな問題になっている北朝鮮の核・ミサイル開発に対し、日中韓3カ国は反対の姿勢を表明した。しかし中国は在韓米軍のTHAAD配備に反対するなど、日米韓との距離が目立っている。

 

・日中、日韓、中韓の外相会談も合わせて行われた。改善基調にある日韓以外は、いずれも難題を抱えている。日中外相会談では、尖閣諸島周辺の日本領海への中国船侵入について日本が強く抗議した。中韓会談では中国側がTHAAD配備撤回を改めて要求したという。

 

・日中韓は共通の課題も多く抱えている。多国間外交を通し、対話を続けていくことが重要。北東アジアの危機管理への協力は、それぞれの国益にかなう。各国はそのことを自覚すべきである。

 

 

 

☆単語メモ

  • 危機管理   - crisis management 
  • 北朝鮮の核・ミサイル問題   - the North Korean missile and nuclear development issue 
  • 尖閣諸島を巡る日中の緊張   - continuing tension between Tokyo and Beijing over the Senkaku Islands
  • 3カ国首脳会談   - a meeting between the leaders of the three countries 
  • 潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)    - a submarine-launched ballistic missile 
  • 金正恩(キムジョンウン)体制   - the regime of Kim Jong Un
  • 必要性を強調する   - underscore the need (for...) 
  • 会談前   - ahead of the talks
  • 中国の王毅外相    - Chinese Foreign Minister Wang Yi 
  • 在韓米軍    - the U.S. military in South Korea
  • 「終末高高度防衛(THAAD=サード)ミサイル」   - the Terminal High Altitude Area Defense (THAAD) anti-ballistic missile system 
  • 北朝鮮のミサイル発射   - the launch of a missile by North Korea
  • 中国の姿勢   - China's stance 
  • ~に対応する措置    - a measure responding to... 
  • (関係)改善基調にある   - be heading toward warmer ties
  • 中国の公船    - official Chinese vessels 
  • 日本の領海への侵入を繰り返す   - repeatedly infiltrate Japanese territorial waters 
  • 異常事態   - an abnormal situation 
  • 日本の実効支配を突き崩す   - break down Japan's effective control (of the islands)
  • 度を越えた挑発行為   - excessive and provocative
  • 中韓外相会談   - the talks between the Chinese and South Korean foreign ministers
  • ~を改めて要求する   - renew one's request for... 
  • 商用査証の発給厳格化   - toughen the conditions for issuing business visas
  • ~に圧力を加える   - put pressure on... 
  • そうだとすれば、  - "If that is the case, ..."
  • 責任ある大国   - a responsible power 
  • 共通の課題を抱える   - face common problems 
  • 多国間外交   - multilateral diplomacy 
  • 対立する国家同士   - states that are at odds with each other 
  • 対話の場を提供する   - provide a forum (for...) 
  • 地域の平和と安定の維持   - maintain peace and stability in the region
  • それぞれの国の国益にかなう   - be beneficial for all of the countries involved

 

 

 

☆今日の使える表現

 

・~につなげる   - pave the way for ...

この流れを年内の3カ国首脳会談開催につなげる必要がある。 

The parties need to make sure this paves the way for a meeting between the leaders of the three countries this year.

 

 

・~に合わせたかのように   - As if to mark ...

北朝鮮は会談に合わせたかのように潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を発射した。

As if to mark the trilateral meeting, North Korea fired a submarine-launched ballistic missile the same day.

 

 

・~にとって放置できない問題   - an issue that ... cannot leave unchecked

北朝鮮の核・ミサイル開発は、日中韓すべてにとって放置できない問題だ

The country's development of nuclear weapons and missiles is an issue that Japan, China and South Korean cannot leave unchecked.

 

 

・~と言わざるをえない   - can only be described as ...

日本の実効支配を突き崩す狙いとみられるが、度を越えた挑発行為だと言わざるをえない。

China apparently aims to break down Japan's effective control of the islands. Its behavior can only be described as excessive and provocative.

 

 

・歓迎される発言だ   - "This is a welcome statement."

中国の王氏は「3カ国の関係にはさまざまな問題があるが、3カ国は地域の平和と安定の維持に重要な責任を担っている」と語った。歓迎される発言だ

Chinese Foreign Minister Wang stated, "There are various problems in the relations between the three countries, but they play important roles in maintaining peace and stability in the region." This is a welcome statement.

 

 

 

 

☆ミサイルの名前について

 

安全保障関連のニュースのなかでは、様々なミサイル(およびミサイル迎撃システム)の名前が、わりと当たり前のように出てくる気がします。

 

しかし、一般の人は、たとえば、「SLBM」や「THAAD」といった名称を聞いて、「ああ、あれのこと!あの威力すごいよね~」などと、すぐにピンとくるものなのでしょうか…?

 

そんな私は、名前と英訳はなんとか覚えられても、それがどんなものかは未だによくわかっておりません^^;

 

とはいえ、今回の中韓会談でも論点となったように、それぞれのミサイルの性能や射程距離などは、安全保障政策上では極めて重要な問題のようですね。

 

せめて、今回焦点となっていたものだけでもと思い、ちょっと調べてみました。

それぞれ、以下のようなものとのことです。

 

 

・SLBM = 潜水艦発射弾道ミサイル

 

 

・THAAD = 高高度迎撃ミサイルシステム

 

 

 

上記を含めた、ミサイル名と性能の概略について、わかりやすいリストにしてあるサイト様がありました。日英表記されているので、勉強になります。

 

管理人さんは、自衛隊の一般幹部候補生を受験されるなど、かなりこの分野にお詳しいようです。最近更新を停止されているようなのが残念ですが、以下にリンクを貼らせていただきますね。

 

 

 

これで次回から安全保障関連のニュースを観るのが少しスムーズになりそうです。

 

しかし!実際にこれらのミサイルが使用されるような事態には絶対になりませんように…!

ひたすら祈るばかりです。

 

そのためにも、今回のような対話を積み重ねていくことが重要なのでしょうね。

会談実現に向けた交渉や準備等は、想像するだけでもものすごく大変そうですが。。

3か国間の対話実現に向けた、関係者の皆さまのご尽力に頭が下がります。

 

 

 

 

今日は以上です。

皆さん、良い一日をお過ごしくださいね。

 

 

 

 

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