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社説でまなぶ時事英語

「時事英語を学びたい!でも英字新聞を毎日読む時間なんてない!」 そんなあなたのための、一日一記事 ・5分で身につく時事英語。日本語の新聞社説とその英語版を読み比べ、時事英単語&使える日英表現をまとめています。

相次ぐ台風上陸… 「避難準備情報」って、知っていますか?

 

こんにちは。RIEです。

 

お久しぶりです!

しばらく更新できずにいたら、昨日、日本の家族と電話した時、「ブログやめたの?」と聞かれてしまいました。

や、やめてませんよ…!!

 

ようやく少し余裕ができたので、今後はもっと頻繁に更新していきますね。

これからまたよろしくお願いいたします^^

 

 

 

さて、今日のテーマは、「台風連続上陸」です。

 

毎年この時期は台風シーズンではありますが、今年は相次いで各地に上陸しているようですね。。

今回の台風によって被災された皆様方に、心からお見舞い申し上げます。

 

 

 

先日の読売新聞の社説が、まさにこの台風の連続上陸についてでした。

台風シーズンはなお続いていますし、ここで近年の状況、そして土砂災害への対応策について、改めて知っておくのも意義があるのでは…と思います。

 

また、タイトルにもありますが、皆さんは「避難準備情報」とは何か、ご存じでしょうか。

 

私は知りませんでした(きっぱり)。

お仲間の方、この機に、一緒にまなんでしまいましょう!

 

 

 

今日は読売新聞の社説からです。

同社のサイトでは、残念ながら、社説は一定期間(約二週間)後にリンク切れとなります。ご注意ください。

 

 

 

 ☆今日の社説

・読売新聞 2016年9月23日社説

 「台風連続上陸 土砂災害への警戒を怠れない」

  ・The Japan News (上記社説の英訳)

”As typhoons continue, appropriate warnings for sediment disasters needed”

  

* リンク切れになりました。

 

 

 

 

☆内容ポイント

 ・強い勢力の台風の来襲が相次いでいる。今年に入り発生した台風は16個。平年より少ないが、上陸数は統計開始以来2番目に多い6個となっている。とくに、太平洋上でUターンという特異な進路をたどった8月の台風10号、九州や四国、本州太平洋側に深刻な浸水被害をもたらした9月の台風16号の被害が大きい。また、北海道では、8月の一週間に3つの台風が上陸し、農作物に甚大な被害を与えた。

 

・台風の進路など、従来のデータに当てはまらないケースが増えている。温暖化の影響もあり、日本周辺の台風の年平均最大風速は、この40年間で15%増加、強い台風の発生数は4倍となった。今後も一層強大化する恐れがあり、ハード、ソフト両面での対策が求められる。

 

・台風10号では、「避難準備情報」の意味が周知されていなかったことから、避難誘導がおくれ、犠牲者が出た事例があった。情報提供の改善が求められる。また、今後は、度重なる豪雨による地盤のゆるみからの土砂災害が懸念される。都道府県は住民の理解を得つつ、がけ崩れや地滑りなどの恐れがある「土砂災害警戒区域」の指定作業を急ぐ必要がある。

 

 

 

☆単語メモ

  • 台風   - a typhoon
  • 土砂災害   - sediment disasters / damage caused by landslides 
  • (~に)上陸する   - land (in ...) / come ashore (in...) / make landfall (in...) 
  • 全国的に大きな被害をもたらす   - cause huge damage across the nation
  • 台風シーズン   - typhoon season 
  • 「警戒を怠れない」   - "Further vigilance will be required."
  • 1951年の統計開始以来   - since record-keeping began in 1951.
  • 台風16号   - Typhoon No. 16 
  • 記録的な大雨    - record-breaking amounts of heavy rain 
  • 浸水被害など    - flooding and other damage
  • 本州の太平洋側   - the Pacific side of Honshu
  • 台風10号    - Typhoon No. 10 
  • 南西に進む   - move southwest 
  • 関東の南方海域から    - from the sea south of the Kanto region
  • Uターンする   - do a U-turn 
  • 8月の一週間で   - during a single week in August
  • ~に甚大な被害を与える   - cause extensive damage to ...
  • 農作物   - crops
  • 台風の進路から外れる   - be out of the path taken by typhoons
  • 従来のデータに当てはまる   - fit the conventional data
  • 年平均最大風速   - the annual average maximum wind speed
  • この40年間で   - over the past 40 years
  • 「強い台風の発生数は4倍になった」   - "The number of strong typhoons has quadrupled."
  • ~からエネルギーをもらって勢力を増す   - derive energy and gain intensity from ... 
  • 一層強大化する   - become even more powerful
  • 高齢者施設    - a facility for elderly people 
  • 避難準備情報    - the evacuation preparation advisory 
  • 避難誘導   - guide ... to safety
  • 一般の人   - the general public 
  • 要援護者   - vulnerable people who need assistance 
  • 避難所    - an evacuation shelter / a shelter
  • 平易な言葉   - simple language 
  • 度重なる豪雨   - repeated bursts of torrential rain 
  • (~で)地盤が緩む   - ~ have weakened the ground
  • 土砂災害防止法   - the Sediment Disaster Prevention Law 
  • 崖崩れ   - cliff collapse
  • 地滑り   - landslides 
  • 「土砂災害警戒区域」  - “landslide caution zones.” 
  • 避難経路   - evacuation routes 
  • 警戒区域   - caution zones
  • 不動産価値  - the value of their properties and homes

 

 

 

☆今日の使える表現

 

・「台風の襲来が相次ぐ」   - Japan has been pummeled by typhoon after typhoon.

台風の襲来が相次ぐ

This year, Japan has been pummeled by typhoon after typhoon.

 

 

・特異な進路を辿る   - follow a peculiar path

特異な進路を辿ったのが、8月の台風10号だ。

In August, Typhoon No. 10 followed a peculiar path.

 

 

・ハード、ソフト両面での対策   - both physical and intangible countermeasures 

ハード、ソフト両面での対策が求められる。

Both physical and intangible countermeasures are needed.

 

 

・空振りを恐れずに   - without being afraid of later finding there was actually no need to do so 

市町村が空振りを恐れずに避難情報を出すことが、安全確保につながる。

 Having city, town and village authorities issue evacuation information without being afraid of later finding there was actually no need to do so will ensure residents are kept safe.

 

 

 

   

☆「避難準備情報」とそのシステムについて

 

今回の社説文中に、「避難準備情報」という言葉が出てきました。

(英語では、"the evacuation preparation advisory”と訳されてましたね。)

 

 先月の台風10号発生時、岩手県の高齢者施設では町が発した「避難準備情報」の意味が正確に理解されず、被害の拡大につながったということです。

 

 

今回の悲劇の一因ともなった「避難準備情報」ですが、そもそもどのようなものなのでしょうか。

 

気になって調べてみたところ、まず、わかりやすくまとめてあるサイト様を見つけました。

 

以下、上記のページより引用させていただきます。

なお、結構区別できていない人が多いと思いますが、避難勧告などの「避難情報」は、気象庁が発令するのではなく、気象庁の注意報や警報を基に、自治体の首長が住民に出すものです。避難情報には以下のようなものがあります。

・避難準備情報(evacuation preparation information)
・避難勧告(evacuation advisory)
・避難指示(evacuation directive)

災害の危険性に応じて、避難準備情報→避難勧告→避難指示へと、水準が上がっていきます。

 

 

「避難準備情報」とは、気象庁ではなく、自治体が出すものだったのですね。

実は初めて知りました。。

 

 

さらに、台風や集中豪雨が発生した際の、気象庁が発令する情報市町村の対応、さらに住民がとるべき対応については、気象庁サイトの下記ページに図解がありました。

 

この図によると、気象庁が「大雨注意報」を発令したら、市町村は「災害準備体制」から「災害注意体制」に入り、さらに必要地域に「避難準備情報」を出すという流れになっているようです。

 

 

うーん、そういうことだったのですね。

これだけ台風の多い日本ですが、このシステムさえ、一般にはあまり知られていないのが現状かもしれません。

 

 

今回の被害を踏まえて、政府は、「避難準備情報」の名称変更も含め、災害時の避難に関する情報の提供を改善することを考慮中とのことです。

 

 

災害発生時には、避難に関する情報はまさに命綱です。

一般の人から要援護者まで、あらゆる住民にしっかりと周知される体制を整えてもらいたいものです!

 

台風の被害がこれ以上広がらないことを、心から祈っております。

 

 

  

それでは、今日は以上です。

皆さん、良い一日をお過ごしくださいね。

 

   

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